TEST RIDE

[試乗記]

世界に1台の愛車に乗りたい

2001 ダッジデュランゴ

カスタマイズによる激変で自己主張

確かにアメ車は丈夫である。だからといって10年も乗れば、さすがに飽きも来るだろう。さて、そんな時どうする? 乗り換える?、それともカスタムする? カスタムするにしてもメカニカル的なチューニングもありだし、ペイント等で見栄えを変える方法もある。さてどうするか?

更新日:2021.09.06

文/田中享(Tanaka Susumu) 写真/田中享(Tanaka Susumu)

取材協力/ジャパンレーストラックトレンズ TEL 0356613836 [ホームページ] [詳細情報]

長く乗ると飽きが来る?

 アメ車に乗っている方の特徴として1台のクルマに長く乗るという方が多いのは、アメ車が機械的に丈夫であるという利点があるからであり、また10年落ち程度の中古車も、店さえ間違えなければ、いまだ普通に乗れてしまうというのも、そういった機械的頑丈さを物語っているわけだが、だからといって1台のクルマに10年も乗っていると、さすがに飽きが来る。

 そうなると二つの選択肢が見えてきて、そのひとつが「買い換え」。新車にせよ中古車にせよ、次なる愛車への乗り換えを検討するのはじつに楽しい!

 ただし、状況にもよるが、それなりの金銭的負担は多くなる。

 で、もうひとつが「衣替え」である。メカニカル的なチューンを施し愛車を様変わりさせることも良いし、たとえばエアロを装着したりホイールを換えたりすることで見栄えに変化をもたらすことでも、印象はかなり変わって来る。

 まあこちらの場合も金銭的負担は必要になるが、乗り換えを検討するような額には至らないのが利点である(もちろん施行内容によっては高額になるが)。

ホイールをペイントするまでは、どちらかというとアンバランスさが見て取れたが、ホイールのペイントによって全体のバランスが良くなっている。

中古で手に入れた際に入っていたペイントが劣化していたことで、新たなるフレイムスを入れることを決意。女性オーナーさんということで、メカニカル的なチューンより、見栄えを良くすることにこだわっている。

ペイントにて大変身

 取材車輌は01年型のRTである。もともと中古車として手に入れたデュランゴのボディには、ゴーストフレアーが描かれていたが、日々を過ごしていくうちにだんだんと劣化が激しくなっていった。そしてある時一大決心でそのペイントに手を入れることを決めたという。

「とりあえず、激しくお願いします」とのオーナーさんからの依頼で、ボディ全体にフレイムスを描き、紫と赤を効果的に使うことでブラックのボディに映えるフレイムスが完成。

 ただ、その時の状況下ではボディにしか手をつけず、ホイールには20インチのMKWが装着されていたが(その時すでにコンディションは良くなかったという)、そのままにしていたらしい。

 そしてフレイムスに続き、ホイールの変更を再検討。だが「交換じゃなくて、ホイール自体に手を入れてみたら? その方がぜんぜん安価で収まるよ」とのアドバイスをから、次なる作業が始まった。ホイールのリペイント&カスタマイズである。

 年月を経て劣化したホイールの下地を修正し、スポーク表面をブラック、それ以外をキャンディレッド&ゴールドフレークでペイント、さらに途中でクリアを何層か入れることで、ホイール各部の凹凸を減らし、見た目と発色のバランスをとったという。

 しかも塗料には、当時のフェラーリ、ランボルギーニの指定塗料であるPPGデルトロンを使用し、発色の良さとクオリティにこだわった。

ホイールの下地を修正し、スポーク表面をブラック、それ以外をキャンディレッド&ゴールドフレークでペイント。さらに途中でクリアを何層か入れることで、ホイール各部の凹凸を減らし、見た目と発色のバランスをとっている。

現代のペイントクオリティを持ってすれば、ホイール等のペイントにおける耐熱性はもちろんのこと、走行中の衝撃にも耐え得るペイントが可能であり、ホイールを新品に交換するよりも、安価にイメチェン可能であり、世界に1台のホイールを製作することも可能なのである。

乗り換えではなく「変化」によって

 「現代のペイントクオリティを持ってすれば、ホイール等のペイントにおける耐熱性、また衝撃にも耐え得るものが製作可能であり、例えば最新ホイール4本に80万円かけるなら、その1/4程度の額でオリジナルのペイントホイールを製作するのも面白いと思います」とレーストラック高橋氏。

 たしかにオリジナルの世界観でまとめられたデュランゴである。ホイールの発色の良さは群を抜いており、ボディに描かれたフレイムスとのコンビネーションもアリだろうと思う。こうした手法で衣替えするのも、アメ車ならではであるし。

 ただ、全体的な見栄えにアンバランスさが見えており、どうも車高の高さが気になり聞いてみた。これって車高は?

 「ノーマルですよ」

 聞けば、車高はノーマルでマフラーもサスペンションもノーマルのまま。けど、女性オーナーさんなので「こだわる箇所」が異なるのです。なるほど!

 いわゆる衣替え的なカスタマイズによってこれまでの10年に、プラス10年の付き合いが始まるかもしれない。

 今、コロナ禍及び世界的な半導体不足による新車製造の遅れが際立ち、それによる中古車価格も含めたクルマ全体の価格が向上している。例えば(モノにもよるが)1年前なら600万円で買えたものが、全く同じ状態で750から800万円と、恐ろしいほどの値上げ状態が維持されているのだ。

 もちろん、それに対応出来る大金持ちなら一向に構わないのだが、そうじゃない場合は、即座の買い替えではなく、上記のような「変化」によって愛車と長く付き合うことを検討すべきではないか、と考えるのである。

搭載されるエンジンのコンディションは良く、年式を感じさせない程度の良さにビックリ。ペイントや20インチホイール以外、車高を含めノーマル状態であるということが効いているのだろうか。意外な発見だった。

リアテールに描かれたアメリカ国旗。こだわりのペイントによって世界に1台の愛車となっている。

実車を見たら、まるで原寸大のホットウィールのような佇まいが非常に素敵であった。こう言う世界観も「アメ車だな」と忘れかけてた感情を思い起こさせてくれた1台である。

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