更新日:2023.01.12
文/石山英次 写真/ステランティス
ダッジチャレンジャー&チャージャーの生産終了を記念して7台の特別限定モデルが登場する。それが「ラストコール」シリーズ。
このラストコールは、昨年夏以降から順に6台の限定モデルが発表され、最終7台目モデルは昨年11月初旬に行われたセマショーにて発表される予定であった。
が、当時、物流問題によりパーツ等の装備が伴いという理由から延期が発表。その後約二ヶ月音沙汰なしという状況だった。
ところが、2023年年明け早々にステランティスからの正式発表。2023年3月20日(現地時間)ラスベガスモータースピードウェイで開催されるダッジ「Last Call」パフォーマンスフェスティバルにおいて、最終モデルとなるラストコール「スペシャルエディション」を公開するという。
そして同時に電動化された未来に向けたダッジランドの取り組みを紹介するという。すなわちマッスルEVたるダッジチャージャーデイトナSRTコンセプトの正式発表となるのではないか。
このイベントは、上記チャレンジャー&チャージャーといった内燃機関搭載モデルのマッスルカーの終焉としての一時代の終わりを告げるものであり、同時に電動化された新しいマッスルEVの誕生を意味しているという。
ということで、ラストコール最終モデルとなる「スペシャルエディション」であるが、実は延期の裏にはかなりの試行錯誤があったと言われている。というのも、そもそもの延期の理由が念入りなテストを行っており、そのために7基ものエンジンを、壊れるまで、そして燃えるまで回し続けテストしていたという。
要するに、このスペシャルエディションは、過去840hpを発生させたデーモンを超えるパフォーマンスを発揮させるべく入念なテストが行われており、一部では900hp超、950hp超のスペシャルモデルということであり、そのための試行錯誤であったと言われている。
だが。正式発表があったということで、ついに発売の目処がついたということなのだろう。ちなみに、6番目に発表されたブラックゴーストにはすでに8万ドルのプレミアムプライスが付いているということだから、最終7番目のスペシャルエディションには一体いくらの値が付くのだろうか。
その前に一体何馬力のチャレンジャーが誕生するのだろう? 非常に興味深い。
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