更新日:2012.11.20
文/石山英次 写真/フォード
フォードが今年のセマショーで発表した「マスタング コブラジェット コンセプト」には後のマスタングに影響を与えるような新たなトライが垣間見れた。
まず、このマスタング コブラジェット コンセプトだが、このクルマは2008年にフォードがマスタングをベースにドラッグレース参戦マシンとして発売を開始したクルマである。最近では最も成功した生産ベースのドラッグレーサーとして人気を博していた。
このコブラジェットは、5リッターV8エンジンを搭載し、NAエンジンとスーパーチャージャーを装着したエンジンの2種類から選択できたのであるが、今回発表された2012年型のマスタング コブラジェット コンセプトでは、ツインターボチャージャーが装着されているという。
現段階では、スペックは公表されていないが、このターボエンジンはフォードご自慢のエコブーストを採用。ターボの欠点とされる「ラグ」を最大限排除するために、可能な限りの最小ターボを開発し、低慣性と内部フリクションの低減を実現することで、低燃費と低速域から圧倒的な加速を実現しているという。
ここからはあくまで推測なのだが、このV8ターボエコブーストが正式に実現できたあかつきには、時期新型マスタングの主力エンジンとして搭載される日が来るのではないか?
現状はV6ツインターボエコブーストがエコブーストエンジンのハイパフォーマンス版となるだけに、燃費とパフォーマンスとV8サウンドを兼ね備えた、未来のアメ車を支える(かもしれない)V8ターボエコブーストに期待したい。
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