更新日:2025.10.30
文/石山英次 写真/ステランティス
昨年のEV中心のSEMAショーから、今年は若干だが、ガソリンエンジンモデルの出展も増え雰囲気が変わるかもしれない。
その中の一台がダッジチャージャーコンセプト。その名もモパライズド・ダッジシックスパックチャージャー・コンセプト。要するにガソリンエンジンを搭載した2026年型ダッジチャージャーシックスパックをベースにしたコンセプトモデルである。
このガソリンエンジンモデルには、3リッター直6ツインターボエンジンが搭載され、すでに本国では販売予約が行なわれている。そしてそれをベースにモパー関連パーツが装着されたモデルがこのコンセプトモデルとなる。
ストライカーパープルと呼ばれるボディカラーにボンネット、フロントスプリッター、リアデッキスポイラーにサテンカーボンファイバー製アクセントが施されたフロントボディが迫力を醸し出す。
ボディサイドにはブラックのモパーストロボスタイルのサイドグラフィックが入り、それはドアからリアクォーターパネルに至るまで描かれている。

▲今年のSEMAショーに出展されるガソリンエンジン搭載モデルのコンセプトカー。

▲モパー製バーツが随所に施され迫力を増している。
ホイールは、カスタム5本スポークの21インチブラスモンキーホイールで、中にはオレンジのブレンボキャリパーが装備されている。
搭載エンジンは、基本純正のままだが、モパーコールドエアインテークとキャットバック式ステンレススチール製デュアルエキゾーストシステムが採用されている。
上記を見て分かると思うが、まるでオプション装着と思われるほど身近なパーツで飾られており、今すぐにでも売り出されそうなものばかり=カスタマイズパーツの開発はまだまだ今後の課題となるのだろう。
一方で、2026年後半にはV8エンジン搭載モデルの存在も噂されている。今回のSEMAショーにはラムトラックにV8モデルが復活しており、そのコンセプトカーも登場している。
予定通り行けば、来年のSEMAショーにはV8モデル搭載のコンセプトカーが登場するかもしれない。何れにしても再びガソリンエンジン搭載の現代版マッスルカーに期待せずにはいられない。

▲軽量カーボンファイバー製スポーツボンネットは純正ボンネットより20%軽量で、独自のスプリットパターンと機能的なスクープを備えている。

▲ホイールは5本スポークの21インチブラスモンキーホイールで、中にはオレンジのブレンボキャリパーが装備されている。

▲ボディサイドにはブラックのモパーストロボスタイルのサイドグラフィックが入り、それはドアからリアクォーターパネルに至るまで描かれている。

▲カーボンファイバー製のリアデッキリッドスポイラーを装着している。

▲搭載されるエンジンは3リッター直6ツインターボエンジン。ノーマルで550hpを発生させる。

▲モパー製コールドエアインテークを備える。

▲ブラックとタンカラーのツートーンカラーのプレミアムレザーシート。オレンジとパープルのステッチで縫われている。

▲チャージャーと同時に出展される5.7リッターV8エンジンを搭載したラムトラック。
138,000円
PERFORMANCE
GDファクトリー千葉店
18,900円
EXTERIOR
ウエストクラブインターナショナル
132,000円
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ウエストクラブインターナショナル
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OTHERS
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