TEST RIDE

[試乗記]

直6モデル比100馬力アップは伊達じゃない

シボレー トレイルブレイザー SS

CHEVROLET TRAILBLAZER SS

「SS」のネーミングが与えられたトレイルブレイザーは、世界レベルのスーパーSUVである。

更新日:2010.07.29

文/編集部 写真/編集部

取材協力/BUBU TEL 0120-17-2290 [ホームページ]

ミディアム+V8というある意味理想的な組み合わせ

 トレイルブレイザーのラインナップにあったEXTは、エクステンドボディに5.3リッターV8エンジンを組み合わせた、トレイル唯一のV8設定モデルであった。だが、06に生産が打ち切りとなったことで、トレイルブレイザー+V8エンジンは事実上消滅し、直6エンジンのみのラインナップになった。トレイルブレイザーとは、ミディアムボディをまとった日本でも人気のモデルであり、スズキディーラーで売られたことからも、アメ車ファン以外の方々にも受け入れられた1台だった。だが、熱狂的なアメ車ファンからは、直6エンジンが災いしてか、それほどの注目を浴びることなく生産中止の憂き目にあったが、クルマ自体のパフォーマンスはかなりのものだった。ちなみに、直6エンジン搭載のトレイルブレイザーはアフターパーツが少ないからか、中古車としての動きが鈍く、マーケット的なプライスもかなりお得だという。そういう意味では、逆にかなりのお買い得。特にディーラー車が多かっただけに、程度良好車が多い模様だ。
 そんな中、レギュラーボディに6リッターV8(LS2)エンジンを搭載したSS(スーパースポーツ)が新たなグレードとして加わったのである。このSSはシボレー伝統のハイパフォーマンスモデルの名前であり、スーパートラックのSSRが登場してからは急激にモデル数を増やしてきた。今回のトレイルブレイザーSSの登場で9台目を数える。このSSの目玉は、何といってもエンジンだろう。EXTではない、コンパクトなレギュラーボディに395馬力のハイパワーユニットを搭載してしまったのだから、まさにスーパー。同直6モデルと同じボディなのに100馬力もアップしていることになるのだ。

6リッター、水冷V型8気筒OHVエンジンは、395ps/6000rpm、トルク55.3kg-m/4000rpmを発生させる。単なるパワーアップじゃなく、V8エンジン搭載だからこその風格をも備える。

バンパー下にブレーキ用の2つのエアダクトが大きく口を空けていて、ノーマルのベースグレードとは明らかに異なる精悍なフェイスマスク。グリルクロスバーがボディ同色となり、ミニグリルも印象的だ。

圧倒的な存在感

 見た目でも、ノーマルモデルとは一線を画した存在感がある。足回りにスポーツチューンドサスペンションが入ったことで車高が1インチローダウンし、標準で20インチホイールが装着されている。フロントマスクも精悍さが増しており、ブレーキ用に空けられた2つのエアダクトが印象的だ。実際に乗ったSSは、2万キロ弱走行の中古車だったが、エンジンは非常に元気であり、深い味わいを感じさせてくれた1台だった。特にV8エンジンは、低速から力強く、パワー感、サウンドなどに久々に「アメ車に乗った」感がひしひしと感じられた。さすがに全開走行などはできないが、それなりのパワーを感じることができ、SUVにしてはかなり機敏なステアリング反応と相まって、登場からそれこそ5年以上経ったいま乗っても、かなりスポーティに感じるものだった。
 ミディアムクラスのボディがもたらす使い勝手の良さとアメリカンV8がもたらす独特の世界観! あのデュランゴもミディアムボディで来年以降に復活するというから(名前はデュランゴではなくマグナムらしい)、またまたSUV天国、アメリカの復活が期待される。
 それにしてもV8エンジンが搭載されただけで、同じトレイルでも、こんなに違うとは…。今なお、非常に面白い1台である。

メーターパネルの意匠も凝っていてスポーティな印象を受ける。皮巻きのステアリングにはメッシュ加工も施されている。

6リッターV8エンジンと20インチホイールの装着で、ブレーキも強化。新型2ポットキャリパーに、ローターは12.8インチと大径化。サスペンションのバネレートはLTよりも25%固めのセッティングになり、車高が1インチ落ちている。

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