更新日:2012.04.05
文/石山英次 写真/クライスラー
クライスラーグループは4日、米国で開幕したニューヨークモーターショー12において、SRTバイパーを初公開した。
新型バイパーは、SRTバイパーとSRTバイパーGTSの2モデル存在し、オールアルミ製の8.4リッターV10 OHVエンジンを搭載する。このエンジンの排気量は前モデルと同様ながら、手組みされ、ピストンやインテークマニホールド、エグゾーストバルブなどに大幅な改良を受けており、最大出力は640hp、最大トルクは600lb.-ft.を発生させるという。このトルク数に関しては、NAエンジンとしては世界最強の数字を誇る。
このエンジンをコントロールするTremec 6速マニュアルトランスミッションは、短いシフター、クロスしたギア比と3.07から3.55に短縮されたファイナルドライブ比で、最高速度は6速、6200rpmで到達する。
一方でシャシーの進化にも目を見張るものがあり、ねじり剛性で50%の改善がもたらされた上に、ルーフやフード、リアゲートをカーボンファイバー製とし、両ドアはアルミ製とすることで、剛性アップと軽量化という難題をクリアしている。
12,810円
PERFORMANCE
6DEGREES
17,298円
PERFORMANCE
6DEGREES
18,420円
PERFORMANCE
6DEGREES
2,090円
MAINTENANCE
6DEGREES