更新日:2012.04.09
文/石山英次 写真/クライスラー
クライスラーグループは4日、米国で開幕したニューヨークモーターショー12において、2013年型ラム1500を発表した。
ニューラム1500には、今回新たに燃費効率を上げたV6とV8エンジンが搭載され、ともに新開発の8速ATと組み合わされることで、車両全体で燃費や効率の良さ向上が図られている。
搭載される3.6リッターV6エンジンは、従来の3.7リッターと比較して、42パーセント以上の馬力向上、13%以上のトルク向上と少なくとも20%優れた燃費改善が図られ、305hpを発生させる。
一方5.7リッターV8ヘミには、燃料セーバーの技術と可変バルブタイミング機構が取り入れられ、395hpを発生させる(こちらは燃費性能が10%改善されているという)。
車体にも大幅に手が加えられ、車体軽量化や空力改善が図られ、これら車体を支える足回りにはエアーサスペンションが装着されるなど、これまでのラムトラックから、一気にハイテクマシンへと進化している。
またアップグレードされたインテリアも必見であり、プレミアムな素材をふんだんに使用し、これまでのトラックには見られなかった洗練された室内空間を構築している。
センターコンソールには、8.4インチタッチスクリーンディスプレイが装着され、タッチスクリーンディスプレイと携帯電話、音楽、ナビゲーションシステムやアプリケーションと、スマートメディア的な使用可能としている。
新型ラムに搭載されている8速ATは、従来のトラックのようにコラムシフトやフロアシフトの操作を必要としない、新たなるAT操作を実現している。それがロータリー電子シフトである。右の写真と下記のインテリアの写真を見ればわかるが、センターコンソールに「P・R・N・D」のダイヤルスイッチがあり、それによってシフトをコントロールするのだ。
GMやフォードからリリースされているトラックにおいて、これほどまで手が加えられ、ハイテク化されたトラックがあるだろうか? ハイテク意マシンとし化した、新たな武器を手に入れたラムが「トラック人気再び」の起爆剤となるだろうか。
0.1428万円
年式:2023年
走行距離:7,000km
クラフトスクエア
183,250円
AUDIO&VISUAL
あとづけ屋
272,800円
AUDIO&VISUAL
あとづけ屋
3,553円
MAINTENANCE
6DEGREES
1,881円
MAINTENANCE
6DEGREES