ちょっと前、1月の終わり頃に出版社時代の同僚から「古いアメ車(と国産車)のオーナーさんを紹介して下さいませんか?」という連絡がありました。
聞けばテレビドラマのワンシーンで必要な車両を探しているのだとか。もっと詳しく聞くと、『玉の輿に乗った後、どん底に落ちたオンナたち』というテレビ朝日の特番で使う再現VTRの撮影で使うクルマが見つからないとのこと。
「場面設置は1970年代前半で、主人公の女性が相手の男と出会うシーン。できれば主人公が乗っているのは国産の普通のセダン。相手の男(詐欺師?)が乗っているのは外車のスポーツカーがベストなんですが、そんな条件でクルマを紹介して欲しい。出来れば3日後の撮影までに…」と、そんな相談だったわけですが、その際の私の「なんでもっと早くに連絡しないかなぁ…」という疑問はさておき、テレビのドラマやCMにアメ車が出るのは良いことなので、協力することにしたわけです。
実はこのての依頼はたまにあるんですよね。「外車のスポーツカーに乗ってる女性を紹介してほしい」とか「50〜60年代のクラシックカーを探してる」とか「アメリカンなクルマを紹介して欲しい」とかetc。
特番系のテレビ番組というのは、かなりタイトなスケジュールで制作される場合も多いようで、その際にけっこう苦労するのが需要な小道具(小さくはないけどw)となるクルマみたいです。
世の中にはクルマのプロダクションなんてのも存在するみたいですが、古いクルマってのは数も多くないんでしょうね。今回の場合は、70年代初頭、つまり昭和40年代の半ば頃の時代設定なわけですが、40年以上も前のモデルで普通に走れるのはアメ車くらいのもんだし。うちの事務所に連絡してきたのは大正解だったと思います。
ただ、70年前後のスポーツカーという事であれば、コルベットでもマスタングでもカマロでも、比較的簡単に見つけることが出来ますが、昭和40年代半ばに普通の女性が乗っていた国産車となると、これはかなり難しい。40年以上も前の国産大衆車にノーマルに近い状態で乗ってるオーナーなんて滅多にいるわけないでしょ?と(笑)。
ま、別にそこまで細かくチェックする視聴者はいないと思いますが、こっちは一応プロですからね。けっこう細かい所が気になってしまうわけです。
1973年型シボレー・コルベット・スティングレイ。これはけっこう納得のセッティングです。最後のアイアンでほぼフルノーマル。現在の目で見るとなかなかマニアックなモデルですが、1ドル360円当時の日本でこれに乗れるのは間違いなくセレブですからね。
ただ、もう1台の箱スカについては…。年式は昭和45年型だから良いとして、当時、普通の若い女性がこのモデルに乗っていたか?と考えると、これはちょっと微妙。ホイールもワタナベ履いちゃってるし。GT-Rじゃないのがせめてもですが、先にも書いたように昭和40年代の国産大衆車なんてほとんど残ってないですからね。ま、仕方ないでしょう。
番組の放映時間とタイトルはリード文にある通り。ほんのちょっとのシーンですが、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
あと、テレビ番組の制作関係者の方で、アメ車が必要な方は編集部にお気軽にご連絡ください。全部が全部というわけにはいきませんが、それなりの尺でテレビ出演するのであれば、好条件でショップやオーナーさんをご紹介しますので(笑)
女優の真行寺君枝さんとザ・テンプターズのドラム大口広司さんとの話で、プロポーズのシーンらしいです。再現VTRなわけですから、写真の女優さんと男優さんはもちろん別人です。
撮影は1月24日(金)の夜に夢の島の周辺で行ったんですが、終了した時には既に日付は25日(土)になってました。この日、メッチャ寒かったんですよね。
C3コルベットはアメ車の中ではコンパクトな部類に入るモデルなんですが、隣の箱スカと比べると大きく見えます。昔の日本車ってホントに小さかったんですよね(笑)。
今回用意した2台はともにマニュアルミッション車。時代を考えれば当然なんですが、心配だったのは「俳優さん、運転できるかな?」という事。とくにスカイラインの方はけっこう癖があるので心配だったのですが、結果的に動かしたのはC3だけ。男優さんはクルマ好きとのことで、思いのほか上手に動かしてました。コルベットは古くても運転しやすいクルマなんですよね。
19,404円
PERFORMANCE
6DEGREES
19,998円
PERFORMANCE
6DEGREES
3,480円
MAINTENANCE
GDファクトリー千葉店
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES