更新日:2012.03.28
文/石山英次 写真/ゼネラルモーターズ
昨日乗ったシボレーソニックは、目ヂカラあって個性強く、5ドアなのに3ドア風に見えて、リアをスパっと断ち切ったデザインが非常にイマっぽくて、新世代シボレーを象徴するデザインに相応しい。
また、乗ればボディ強く、ハンドリング良く、エンジンパワーとの一体感あって、かなりシッカリしたクルマだということが分かった。もし懐が許すなら、実際に手に入れて1年くらいテストしてみたいなぁなんて、本気で思ったし。
だがその一方で、ソニック新車で買うなら、その金額で買える中古車ってのもアリだななんて、そんな考えも…。
その原因がシボレーHHRとPTクルーザーだった。PTクルーザーは何度も紹介しているのでご存知の方も多いとは思うが、あのスタイリングと雰囲気は何ものにも変え難いと思うし、購入後の「遊び」が豊富で、「なりは小さいが立派にアメリカン」しているクルマが造れる面白さがある。それにNA、ターボ、カブリオレ等バリエーションがあって、すでに絶版車となっているがタマ数が同様に多いのが魅力。
で、もう1台の候補がHHR。これ、ソニック乗っているときから、ずっと頭に浮かんでいた1台だった…。といっても欲しいとかではなく、単純に乗ってみたいと。実はこのHHR、見たことはあっても乗ったことは1度もない。2005年に登場した時から知ってはいるが、乗る機会には恵まれなかった。というかその時は興味自体がなかったような気もする…。
それが、ここ最近になって興味を持ちはじめ、是非乗ってみたいと思っている。その理由は、単純にカッコいいから。ピカピカのメッキグリル、張り出したホイールアーチ、箱形のシルエット…、たしかにレトロ風情な所はPTクルーザーに似ているが、PTクルーザーほど全長が短くない分、アメ車っぽさが充満している気がするし、デザイン全体に「シボレー色」を感じやすい。アメ車=レトロっていうのは分かりやすい法則なのだろう、今のところ。なので、昨日見たソニックの新世代シボレーデザインが馴染む、もしくはアメリカンを感じさせるのはには、少々時間が必要かと。それにHHRなら、カスタムすればより一層のアメ車っぽさを出すことも可能だろうと思う。
2005年登場時は、オレンジ色っぽいHHRが近隣住居に止まっていて、珍しい色だななんて思ったものだが、今ならブルーがいいか。それにアメリカンレーシングのホイールかなんか入れて、普通に乗りたい。別に速くなくていいんで。ATがMTかは迷うところだが…。
今、一番期待しているアメ車の一台。インテリアは極めて質素だが、ひと昔前のアメ車っぽくて許せるから不思議。
SPEC:HHR 2.2LT
全長:4500mm
全幅:1760mm
全高:1630mm
ホイールベース:2630mm
車両重量:1430kg
エンジン:直4 DOHC ECOTEC
排気量:2189cc
最高出力:158ps/6100rpm
最大トルク:20.6kg-m/4800rpm
サスペンション:Fマクファーソンストラット/Rセミ独立懸架式トーションビーム
こういう雰囲気のクルマが造れるところがPTクルーザーの魅力でしょう。また小型系アメリカンの中では、唯一カブリオレを持っているのもステキ。カブリオレは、個人的にイチオシの癒し系小型アメリカン!
48,070円
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