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V8だけがいいじゃなく、V6もいい!

シボレーカマロ V6 RS (CHEVROLET CAMARO V6 RS)

アメリカンスポーティカーの可能性を探る新企画を検討中

ここ最近非常に活発に売れているといわれるアメリカンスポーティカーたちは、主にV6エンジンがメインであるという。それもあえてV6をチョイスしている方々が多い。ということで、カマロV6にて新企画を発動中です。

更新日:2012.10.19

文/石山英次 写真/ゼネラルモーターズ

積極的にV6を選ぼう!

 ここ最近アメリカンスポーツカーおよびスポーティカーを取材することがかなり多く(つまり売れているんです)、また取材対象も最上級グレードだったりして、パワフルで派手なものが多いために、アメ車はやっぱり「V8」だなとか、「500ps超」だなとか、ちょっと感覚が狂ってしまうことが多かったような気がする。

 まあ言うだけなら簡単なんでそれでいいのだが、実際の現場(ここでは販売店)の方々にお話を伺うと、現実的にはちょっと違うという。実際には、上級グレードを見には来るが、いざ買うとなると下位グレードだったりすることが多いというし、またあえて下位グレードを買うことで予算を余らせ、積極的にカスタムするという方々もいるという。というか、そういう方々が8割を越えていると。

 で、残り2割の方がほとんど値段を気にせずに、最上級グレードをフルオプションで買われて行くと!(まぁここではその2割の方々はあえて無視させていただきます)

 つまり、マスタングやカマロやチャージャーなんかもそうなんだが、例えばV8とV6が同一グレードに存在した場合、意外にも(あまりこだわりがないのか?)積極的にV6をチョイスする方々が多いということだ。もちろん、中には「絶対V8」という方々もいるだろうし、「V8が欲しいけど、V6で我慢…」的な方々もいるのは重々承知だが…、でも実際にはV6が売れている。

 だがあえて言うなら、今の時代は、特に現代のアメリカンスポーティカーにおいては、積極的にV6を選ぼう! という意見があっても決して間違いじゃない。というのも答えは簡単で、単純にもの凄く良く出来ているから!

写真はカマロSSV8です。上記メイン写真のRSと比べても、一瞬どこがどう違うのか、分かります? 今は昔ほど、V6モデルとV8モデルとの外観の差異はないんですね(もちろん、グリルが違うなど違いはあるんですが)。例えばそれがマスタングでもそうです。ということで、今の時代はあえてV6という選択肢もありなんです。

写真は、ディーラーで売られているカマロ生誕45周年記念モデル。レッドとチャコールグレーの専用ストライプが入っているのが特徴。カマロの場合、こうしたデコレーションが入ると俄然カッコ良くなるから、今後のカスタムの参考にしたい。

V6でもいい、じゃなく、V6がいい!

 例えばカマロの場合、V6は3.6リッターの排気量で327ps、最大トルク38.4kg-mを発生させる。この数値は2012年の最新モデルの数値なので、中古車の場合は2011年までが308ps、最大トルク37.7kg-mなのだが、それでも優に300ps越えですからね〜。

 ひと昔前のカマロ、例えばサードあたりならV8で245ps、フォースで275psとか288psで、最大トルクが44.6kg-mなんで、単純にパワーだけなら、歴代V8カマロを抜いている! 

 そして、ありきたりだが、V8モデルが存在するV6グレードは、めちゃめちゃ長持ちする! 

 カマロの場合もそうだがボディの強さの基準はV8である。405psを発生させるV8パワーを支えるだけの頑丈なベースがあって、さらにサスペンションなどの基本もV8ベース! ということで、そこにV6が搭載されれば、いわゆるオーバースペックということになり、それらすべてが余剰マージンとなる! 
 特にカマロの場合はボディ剛性がもの凄い高いので(カマロの試乗記をご覧ください)、それが抜群に効く。

 そしてまたまた当たり前だが、値段が安い! 新車価格は当然だが、中古車価格も同様に安い。さらにカマロの場合、まだ3年から4年モノが多く、痛んでいるものが非常に少ない。値段的には200万円後半くらいで手に入るものすらある。

 ただし、そうはいっても所詮V6エンジン。V8ほどのトルク感はないし、サウンドもどうなのだろう? というか、ここが一番重要な気がするが…。

 ということで、カマロV6でいろいろ試してみて、アメ車的な濃密なフィーリングを得ることは可能なのかどうか? ホイールマッチングテスト? サスペンションテスト?、吸排気系チューニング? などなど様々なテストをしてみたいと考えます。
 なんで、目下、企画書作成中です…。

3.6リッターV6エンジンは、327ps、最大トルク38.4kg-mを発生させる。また2011年までは308ps、最大トルク37.7kg-mを発生させていた。このパワー数値は、かつてのサードカマロV8の245psやフォースカマロV8の288psを優に越えている。ということで、パワー以外のトルク感やサウンド、フィーリングを重視したカスタムを試みたい。重低音が意識できれるものに仕上がれば、なお結構だ。

日本の正規ディーラー車の場合、新車価格でV6:435万円、V8:535万円と100万円違うが、見た目で違うのがフロントグリル等のSS専用品のみ。その他はほぼ同じ装備で、明確に違うのが、V6に装着されているスポーツサスペンションとV8のパフォーマンスサスペンション。さらにV8にのみブレンボブレーキが装着されていること。この違いを頭に入れ、V6を仕上げていきたい!

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