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C7コルベット多角的検証

シボレーコルベット C7 (CHEVROLET CORVETTE)

コルベット経験者が乗るC7はいかに?

ヒストリックポルシェに乗るG.G.佐藤氏は、自らの自動車原点こそコルベットと語る。そんなG.G.佐藤氏がC7に試乗。一体どんなクルマに見えるのだろうか?

更新日:2014.02.24

文/高野博善 写真/古閑章郎

取材協力/BUBU / ミツオカ TEL  [ホームページ] [詳細情報]
     BUBU横浜 TEL 045-923-0077 [ホームページ] [詳細情報]

「コルベットに乗る」が若かりし頃の人生目標だった

 G.G.佐藤氏といえば野球好きにはお馴染みの選手である。マッチョなボディから放つ豪快なホームランを量産するパワーヒッター。「キモティー!」とお立ち台で叫ぶ、氏ならではのパフォーマンスを目にした方も多いはずだ。

 現在は千葉ロッテマリーンズに在籍する現役バリバリのスラッガーであるが、そんなG.G.佐藤氏のプロ生活は、じつはアメリカから始まる。われわれの記憶には、西武ライオンズでの活躍が記憶が新しいが、実際には大学卒業後メジャーリーグ、フィラデルフィアフィリーズ傘下のマイナーチームの入団テストに合格し、彼の地でプロ生活をスタートさせたのである。

 そんなG.G.佐藤氏が米国で、野球以外で衝撃を受けた出来事がC5コルベット・コンバーチブルだった。海岸線を移動中のチームバスをブチぶち抜いていく流麗な赤いスポーツカー。しかもコンバーチブル。その姿が強烈なインパクトとして脳裏に刻まれ、「絶対にコルベットに乗る」という人生目標を掲げることになる。

 帰国後、西武ライオンズの入団テストに合格、その年ドラフト7巡目で指名され見事日本のプロ野球選手としての活動がスタートする。ちなみにこの時点での足はプリウスである。

 一年目から結果を残し、遂に念願かなってC5コルベットを購入。「まるで精神修行のようだった」と語るプリウスとお別れし、コルベットとの生活が始まったのである。

 二年間という時間だったが、C5コルベットとの生活は常に刺激的で、いまだにコルベットを見かけると、希望に満ちあふれたギラギラと燃えていた若かりし頃の想いが甦って来るという。

1978年生まれ。2011年に西武ライオンズから戦力外通告を受けた後も野球への情熱を燃やし続け、2013年には不撓不屈の精神力で日本球界に復帰。今季も千葉ロッテマリーンズに所属。氏のブログ 『野球も、人生も、キモティー!』も人気。

伝統のV8OHVエンジン特有のサウンドの健在ぶりに狂喜したG.G.佐藤選手。クルマ全体が軽快で滑らかに転がる走行抵抗の小ささに一番の進化を感じたという。

メインカット撮影後、試乗をかねて公道へ。東名高速にてアクセルオン!

「内装の雰囲気が激変しましたね」と語るものの、嫌いじゃないご様子。ただ、体格的なこともあるのか、シフト操作時に右肘がアームレストに当たってしまうことが残念だったという。

C7にも「コルベットの生き様が見える!」

 そんなG.G.佐藤氏が、C7コルベットとご対面。ボディサイズはひと周り以上小さく見えるようになり、一見するとどこの国のスポーツカーなのかわからないほどエクステリアの雰囲気は激変したが(笑)、「パッと見は大きく変化しても、やはりコルベットらしさは健在。典型的なロングローズ&ショートデッキのディメンションは変わっていませんね」とニンマリ。

 早速試乗し、「こんなに要らねえだろ! っていいたくなる過剰なほどの低速トルクとOHVエンジンならではのサウンドが懐かしィー!」

 試乗後、「ボディはかなりコンパクトに感じ、軽快で扱いやすく、内装の仕立てが精密になったなど、良くも悪くもコルベットらしさがなくなったように思えたけど、本質的ならしさを失ってはいませんね。アクセルを踏み込んだ瞬間にコルベットの生き様が見えました」と興奮気味に語ってくれた。

 G.G.佐藤氏の現在の愛車はポルシェ911のナローボディで、今回の取材では程度抜群のC1やC2コルベットもかなり入念にチェックするなど、元々クラシカルな趣味が強い。2012年の約1年間にも及ぶイタリア生活により、さらにその傾向が強まったようだが、「新しいコルベットは、激しく近代化されながらも古き良き伝統を忘れなかったことが確認できました」と嬉しさを炸裂させていた。

 と同時に、コルベットに乗って、駆け出しのマイナーリーガーだった頃や、日本を代表する打者にまで登りつめたあの頃の自分を改めて思い出すことができたという。

 コルベットに乗ったことで、若かりし日に抱いたアメリカンドリーム、そして血沸き肉踊るような成功への渇望が甦ったG.G.佐藤選手。今季も勝負強い打撃で野球ファンを魅了してくれるに違いない。

現在の愛車がナローポルシェということもあり、C1やC2などの旧型コルベットにも強い関心を示し、「機会があれば是非所有してみたい」と。

店内に並んでいたC6 Z06が視界に入り、シートに座る。ご自身初のコルベットとして懐かしい存在たるC5に似たC6に、いたく感動されていました。

さすがクルマ好き。BUBU横浜店内所狭しと展示されている輝かしい名車の一団に、目移りして仕方ないご様子(笑)。本日はC1、C2、C6、C7コルベットを同時に拝見してしていた。

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