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時に代車で、時にサーキットで…

シボレーC1500 (CHEVROLET 1500)

新たにフロントバンパーとサイドスカートを新調

90年代のアメ車の耐久性、そして面白さを追求するC1500。時に代車で、時にサーキットで暴れるスポーツトラックを再び取材してきた。

更新日:2014.08.28

文/椙内洋輔 写真/古閑章郎

取材協力/ジャパンレーストラックトレンズ TEL 0356613836 [ホームページ] [詳細情報]

いつの時代でもアメリカでもっとも売れている

 シボレーC/Kピックアップといえば、アメリカを代表するピックアップトラック。長年にわたってシボレーを支えてきた「ブランドの屋台骨」といってもいい存在だ。C/Kシリーズはその源流を1918年までさかのぼることができるが、その長い歴史の中でも1500シリーズは名車の誉れ高いクルマである。

 そもそもアメリカ人にとって、ピックアップトラックとはもっとも身近なクルマである。アメリカでもステーションワゴンやミニバンブーム、そしてSUVブームなど、時代とともに売れ筋のクルマは移り変わってきたが、そんなブームをしり目に、いつの時代でもアメリカでもっとも売れているクルマがピックアップトラックなのである。

 いわずもがなだが、現在の代表格がフォードF150である。国土の大半が大自然ということもあり、タフで頼もしいピックアップトラックが生活のパートナーとして選ばれることがいまだに多いのである。

 C/Kシリーズの歴史は、1918年にシボレーのピックアップトラックの原型となる幌付きトラックが誕生したことから始まる。1936年にフルサイズモデルとなり、1978年に第 2世代となるC/K5シリーズが登場する。そして1988年にC/K1500シリーズが誕生している。

 その後、1500シリーズの後継モデルとしてシルバラードが登場したのが1999年。ちなみに2000年式のC/Kは、2500と3500のみが生産され、2001年モデルではそれらのモデルもシルバラードHDにスイッチされた。ということで、C/K1500シリーズは2000年モデルを持って生産終了となった。つまり、今回取材したC1500は、1988年から1999までの12年間存在したことになる。

搭載されるエンジンは4.3リッターV6。200hp程度のパワーだが意外にも満足できる低速トルクとフィーリングが身上。古典的なエンジンだが耐久性も抜群。吸排気系のチューンを受け、より一層濃厚なフィーリングが味わえる。

新調されたカーボンケブラー製のフロントバンパー。アルミのサイドスカートを巻いてボディ全体の雰囲気をスポーティに変身させている。

足回りはカヤバのショックを入れ、フロント4、リア6インチローダウンし、サーキッつい最近大径ブレーキのテストも行っている。

4.3リッターのV6から7.4リッタービッグブロックまで

 C/K1500シリーズのモデルネームはシャシーのタイプを表している。CとKは駆動方式で、Cは2WD、Kは4WDを意味する。4桁の数字は荷台の積載量を表しているから1500は2分の1トン、2500は3分の4トン、3500は1トン積み。したがってC1500といえば2WDの半トン積みトラックとなる。

 また6種類のシャシーにレギュラーキャブ、エクステンドキャブ、クルーキャブ(ダブルキャブ)の3タイプのキャビン。そしてショートボックスとロングボックスという2種類の荷台が用意されていた。

 さらにはエンジンが4.3リッターのV6をはじめ、5リッター、5.7リッター、7.4リッターのV8、そして6.5リッターのV8ターボディーゼルと多彩なラインナップを誇っていたのである。これらの順列組み合わせにワークトラックパッケージ、シャイアントリムパッケージ、シルバラードトリムパッケージと3タイプのグレードが用意されていた。

 ちなみに余談だが「454SS」という、90年から93年までの4年間でわずか1万7000台弱が販売された、7.4リッタービッグブロックエンジンを搭載したC1500レギュラーキャブのスポーツモデルも存在したのである。

サークルレーシングのホイールが懐かしい。かつてトラックレースで一世を風靡したホイール。

今回新たに装備したアルミのサイドスカート。C1500には非常によく似合うアイテム。

アルミ製のリアスポイラーも装備。角度等にこだわり、レースカーさながらの雰囲気を醸し出す。

V8だけがアメ車じゃないです

 取材車両は、11万キロ弱走行したC1500レギュラーキャブ。このクルマに関しては、取材した筆者よりも詳しい方が読者の中にもいるかもしれない。こちらのC1500、普段はお店の代車として活躍しているクルマなのである。ひょっとすると、これからレーストラックにお世話になる方もコイツが代車になることがあるかもしれない(笑)

「このクルマ、レーストラックのデモカーですね。ですが普段は代車としてどんどん乗ってもらってますし(お子さんに人気なんです)、時にはテスト走行車としてサーキットも走ります。これまで相当走りましたが、とにかく頑丈なんで大きなトラブルもなく、通常メンテでここまで乗り切ってますね」

 代車とは何とも豪勢な話だが、それにしてもアメ車、特に90年代のアメ車は頑丈である。代車にすれば、それこそ千差万別のユーザーを相手に様々なシチュエーションをこなさくてはならないはずだ。それを表情ひとつ変えずに難なくこなす柔軟性。そして耐久性。

 「修理やチューニングに出している間に別のアメ車に乗れる…。そしてお子さんがいれば、お子さんが毎日乗りたがる。普段SUVやマッスルに乗っているユーザーさんがシングルキャブのベンチシートを体験すると必ずや興味を持ってくれる…。非常に良い宣伝カーでもありますよ」

 この1500はデモカーであるが、過度なチューニングに頼ってはいない。たとえば足回りは、カヤバのショックでローダウンし、サーキットテストをする時にLSDを入れた程度。吸排気系では、K&Aのエアフィルターやヘダース、ワンオフのサイドマフラーなどの定番チューン。だからこそ、各部のチューニングを体感してもらうためのデモカーとなっているのである。

 「このC1500は、アストロと同様の4.3リッターV6エンジンです。だから耐久性があるんですが、V6でも多少手を入れると雰囲気変わるしサーキットも走れる。そういったことを知ってもらいたいがためのデモカーでもあるのです。もちろんV8は楽しいですが、V8だけがアメ車じゃないですからね」

サーキット走行を検討した時に剛性アップを見込んでワンオフ制作したロールバー。

ボディの隅々までアルミ製サイドスカートを張り巡らす。

ワンオフのサイドマフラーから、V6とは思えないような野太い重低音を奏でる。

スポーツトラックはアメ車ならではの特権

 このC1500、筆者は十数年前に二度ほど取材しているが、今回は新たにバンパーやサイドスカートを新調している。バンパーはなんとカーボンケブラー製のワンオフで、サイドスカートもレースカーばりのアルミ製。リベットをあえて見せバリバリのワイルド感を醸し出している。そしてために大径ブレーキもテストしている。

 「このバンパーは10年ぶりくらいに新しくしました。結構ぶつけられて割れたりして…。思い出せば一番最初に割ったのは田中くんの奥さんだよ…(笑)」

 さすがにド新品のカーボンケブラー製フロントバンパーは、代車時にはノーマルに戻されるというが、改めて見ているとアルミのサイドスカートとあいまって、レーストラックさながらの雰囲気を醸し出してカッコイイ。同様にリアスポイラーもレースカーさながらの雰囲気で大満足。
 
 野山を駆け巡る無骨でワイルドなトラック風情ももちろんいいが、スポーティにキメたトラックはアメ車ならではの特権だし、こういう遊び方ができるのも、90年代のC1500までであることを考えると、まさに貴重な1台であると言えるだろう。

このクルマが代車というのだから笑えてしまう。だが大人気ということで、この1500が代車で借りられるときに工場に入庫させるというユーザーさんが結構いるらしい。家族連れにも大人気というから笑える。

久々に乗ったが、非常に軽いクルマに乗っているような印象だった。現代の、豪華過ぎるアメ車に慣れた身には新鮮。ダイレクトなエンジン音、乗り心地、ハンドリング。「こういう世界も確かにアリだな」と確実に思わせるだけの魅力があった。

ちなみにこちらが過去サーキットを走った時の写真。下記の動画も同様。

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