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8速AT搭載でより洗練された高級車へ

2014 ジープ グランド チェロキー SRT-8 (2014 JEEP GRAND CHEROKEE SRT-8)

「顔」もリメイク、最強のオンロードSUVへ

前回のエントリーで紹介したチェロキー登場前にグランドチェロキーSRT-8のマイナーチェンジ版が、すでにデトロイトショーで登場していた。2014年モデルは、アメリカンSUVだけでなく、世界のグランドチェロキーSRT-8として、一層魅力的になるのである。

更新日:2013.03.18

文/石山英次 写真/ジープ / クライスラー

「マッスルSUV」として毎年進化している

 すでにご承知のように、2014年型のジープグランドチェロキーSRT-8には、8速ATが搭載され、フロントマスクやインテリア等に変化が加わり、より一層高級感がプラスされるという(現在5速AT搭載)。

 その爆発的な性能に関しては、もはやお墨付きが付くだけに、これらのマイナーチェンジにより、もっと上の層にも訴求しようということなのだろうと思う。上の層というのは、いわゆる欧州車系のオーナーさんたちだ。

 個人的には、その性能の高さは認めるものの、「ジープ」というブランド名からか、どうしてもイメージに「泥」を連想させ、オンロードSUVの仲間入りを拒んでいたフシがある。速さ的には余裕でポルシェカイエンやBMW X5と渡り合えるのにだ。

 だが、メーカーとしてはやはり「SRT-8」だけは別物(次期チェロキーもだが)、という意識があるのだろうか、こうした積極的なテコ入れによって進化の手を休めず、最速高級SUVとして積極的にアピールしている。日本では、まだ2013年モデルを販売し始めたばかりではあるが、場合によっては「2014年モデルまで待ち」、というのが正解かもしれない。

 ちょっと話は変わるが、下の写真はプラムクレイジーに塗られたグランドチェロキーSRT-8である。アメ車を知らぬ者が見れば「何だこりゃ」かもしれないが、われわれアメ車好きが見れば一瞬にして目を奪われる! 
 ジープの泥臭さとは無縁のオーンロードの雄といった感じである(アメリカ特有の「ザ・マッスルSUV」として売り出せばいいのに)。

 このプラムクレイジーが現状で発売されることはないが、この先の展開として、メーカーリリースは十分にあり得るだろう。来年以降のグランドチェロキーからも目が離せない。

フロントマスク、ヘッドライト周りの造形が変わっている。より一層凄みが増しているのが分かる。

現状、性能アップの第一が5速ATから8速ATへの進化。他車のSRT-8モデルにも同じように8速ATが搭載されるのだろうか?

インテリアは、ステアリング周りやメーター周り、さらにセンターコンソールなどに変化が見られる。一番大きな違いは8速ATのシフトノブである。

アメリカ代表として、さらにオンロードマッスルSUVとして、こうした過去の栄光を現代車に注ぎ込んでアピールすることは、非常に大切だと思う。

本家本元のプラムクレイジーには「味」がある

 一方でチャレンジャー。こちらは本物のプラムクレイジーである。2013年モデルのチャレンジャーには、プラムクレイジーとHEMIオレンジが再び設定されたのである(チャレンジャー、一体いつまで売られるのか?)。

 どちらも言わずと知れた伝統のハイインパクトカラーで、この2色はかつて設定されていたが、途中でラインナップから外れていた。

 今回のプラムクレイジーは、限定生産であり「RTクラシック」と「SRT8エディション」に設定され、HEMIオレンジも同様に期間限定生産で「RTシリーズ」と「SRT8」に設定される。

 また同時に、2013年モデルの「RT」と「RTプラス」にはレッドラインシリーズもセレクト可能となる。

 2012年モデルではV6モデルの「SXT」をベースとしたモデルのみセレクトだったが、13年ではV8モデルでもセレクト可能となっている。

 レッドラインシリーズとは、20インチブラッククロームホイールにレッドホットエクステリアアクセントやパフォーマンスサスペンション等が装備される特別仕様である(これまためちゃめちゃカッコいい)。

 男子一生の買い物として「チャレンジャーの新車」を手に入れることを人生最大の目標としているが、その時は「赤」のSRT-8にしようとずっと夢想していたのだが、このプラムクレイジーを見て、おおっと思う。しかもRTも悪くないなぁと。個人の嗜好としてセンターストライプよりも、こちらのサイドラインがステキだと思うし。

 まぁ、我が家の弱い財政基盤ではすぐに新車は無理だけど、いつか必ず! 嗚呼、アベノミクスの円安政策が恨めしい!

右下のプラムクレイジーとほぼ同様の仕様となる。SRT-8がいいと思っていたが、このRT系の雰囲気も十分にクール。ホイールの形状もSRT-8よりも好みだし。たしかに性能云々も大切だけど「チャレンジャー」に関してだけは、全体の雰囲気重視でもOKだと思う。

こちらはレッドラインシリーズ。2013年モデルではV8モデルでもセレクト可能となっており、20インチブラッククロームホイールにレッドホットエクステリアアクセントやパフォーマンスサスペンション等が装備される。

ちょっとハードな走り系のイメージがプラスされている。

高性能全開のオーラはないが、シンプルイズベスト! プラムクレイジーにホワイトラインが往年のチャレンジャーを模している。

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