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2021年8月17日に全米デビューが決定

2022 NISSAN フェアレディ Z

歴代モデルのデザインを踏襲した復刻デザインが話題

昨年9月16日にプロトタイプの発表があったフェアレディZだが、今年8月17日に米国で量産モデルが正式に発表される。

更新日:2021.06.14

文/田中享 写真/日産自動車

FRコルベットなき今、Zの北米仕様の逆輸入車(左ハン&6速MT車)に期待

 フェアレディZは、1969年に初代S30型が登場して以来、そのスタイリッシュなデザインやパフォーマンスによって火がつき、世界中に多くのファンを生み出した。

 特にアメリカでの人気は顕著であり、S30型にV8エンジンをスワップしたりとカスタマイズベースとしての人気も高かった。

 そして昨年9月、Zのプロトタイプが発表され、それから約1年後の2021年8月17日、ついに全米デビューが決定した。

 昨年発表されたプロトタイプは、プロトとはいえ、ほぼ完成型に見えるほどの力作。で、そのデザインの特徴は、ズバリ復刻デザイン。近年のアメ車におけるヒット作が軒並み採用しているデザイン手法である。マスタング、チャレンジャー、最近ではブロンコが有名。

 Zの場合、面白いのが過去のZの復刻デザインを用いてはいるが、ポイントポイントで採用モデルの年式が異なっていること。

アメリカでは復刻デザインの人気がいまだ高い。だからこそブロンコが復刻されたわけだが、このZもFRコルベットにとって代わる存在になりうるかもしれない。

 たとえば、ボディデザインはS30型を踏襲しロングノーズ&ショートデッキのフォルムを完成させ、それに備わるフロントヘッドライトのLEDランプには240ZGのデザインを用い、一転テールライトにはZ32当時のデザインを参考にしている等、歴代Zのデザインを各部に用いているのが特徴である。

 さらに面白いのが、プロトの発表において6速MT車しか用意されなかったこと。今や世界中のクルマからMT車がラインナップされなくなっているにもかかわらず、あえてMT車しか発表しなかった点において、大いに北米を意識しているといえるだろう(北米での往年のファンに迎えられるためにはMT車はマストなのであって、Zはそこをちゃんとクリアしている)。

 実際には8速ATが用意されており(あくまで現時点での予測)、ラインナップとしてはオーソドックスな6速MT、オプションの8速ATということになる。

 これまでに発表されていた情報としてはV6ツインターボエンジンの搭載、6速マニュアルトランスミッションの採用、全長×全幅×全高:4382×1850×1310ミリのボディサイズにフロント255/40R19、リア285/35R19のタイヤサイズのみである(パワーが400hpを発生させるから400Zとも言われている)。

テールライトにはZ32当時のデザインを参考にしている等、歴代Zのデザインを各部に用いている。

 ちなみに、上記はあくまでプロトの情報であり、正式モデルがどうなるかはまだわからない。各メディアで報道されているリーク情報をまとめれば、インテリアが若干オーソドックスな量産モデルにスケールダウンしていると言われているが、果たしてどうだろう?

 なお、今回Zだが、あくまでニューZの復刻デザインが北米を向いている(ように感じている)からこそ、取り上げたわけで、復刻デザインとともにMT車があるのもアメリカ向きだと感じるのである。

 ということで、FRコルベットなき今、それにとって代わる存在として人気を得るかもしれないと思うし、同時に、Zの北米仕様の逆輸入(左ハンドル&6速MT車)の直輸入車に期待するのである。

一部のメディアでは、インテリアがスケールダウンするという情報がもたらされていたが、果たしてどうか? 筆者的にはこのままの状態で登場して欲しい。


400Zが米国の一般道を走っている動画です。

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