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試乗記 TEST RIDE 2019 ジープラングラー スポーツ往年のジープを彷彿とさせる機動力

2019 ジープラングラー スポーツ

それでいて完成度や装備の充実度は現代的

現代のジープではあまり見かけなくなったショートモデルのラングラー、いわゆる「スポーツ」の左ハンドル車に試乗した。

更新日:2021.06.01文/田中享 写真/古閑章郎

取材協力

ジャパンレーストラックトレンズ
TEL 0356613836 [ホームページ] [詳細情報]

ラングラーの躍進は4ドアモデルの登場が契機

 2018年11月にフルモデルチェンジを果たしたジープラングラー。その日本導入は2019年4月頃からだったが、人気高のバカ売れ状態が続き、驚くことに今なお納車待ちが続いているほどの人気という。

 最近では、ローバーの新ディフェンダー、メルセデスのGクラス、そしてジープラングラーが世界の人気オフローダーベスト3と言われている。

 そんな超人気のラングラーだが、その販売の中心は4ドアのアンリミテッド。というか、ここ数年のラングラー人気はこのアンリミテッドの登場によるところが大きく、ミニバン使いのファミリー層が一斉に動いたのも理由の一つである。

 さらに現行モデルからはインテリアを含めた装備や作りがかなり現代的に進化しているわけだから、人気が出て当たり前な商品なのである。

 実際、SUVやミニバンに乗っている方なら、「一度は乗ってみたい」と思うはずだし、最近ではBMWミニやシトロエン、プジョーといった外車オーナーからの乗り換えも多くなっていると言われている(某ディーラー曰く)。
ひと昔前までよく見ていたラングラーの2ドア。だが、近年のラングラーの躍進は4ドアにあり、最近では2ドア自体をあまり見かけなくなった。
2ドアの魅力は、車重の軽さとホイールベースの短さによる機動力の高さ。同じエンジン搭載でも4ドアモデルよりも圧倒的に速く感じる。
搭載されるエンジンは、3.6リッターV6エンジン。284ps/6400rpm、最大トルク35.4kg-m/4100rpmを発生させる。
インテリアの質感が激変している現行型ラングラー。左ハンドル車はステアリング位置やシフト、ブレーキ等の配置が至極スムーズである(右もそれほど違和感はないけど)。
二眼式のアナログメーターとデジタル液晶が組み合わされたメーターが最新車ジープを物語る。

「スポーツ」をあえての並行輸入車で

 そんななか、「スポーツ」に試乗した。しかも左ハンドル。すなわち、並行輸入車である。

 スポーツとは、売れ線の4ドアではなく2ドアモデル。個人的には昔よく取材したラングラーであり、まるでスポーツカーのような特殊な存在だった。=だから、あまり売れず(笑)。でも乗れば相当に面白い存在だったのだ。

 現在の国内ディーラーラインナップにも、この「スポーツ」は存在するのだが、受注生産になっており、各ディーラーにもよるのだろうが、半年くらいの待ちが必要になるという。余談だが、つい先日80周年記念に登場したスポーツベースの記念モデルは即売だったし、個人的にも本当に欲しかった(笑)

 この車両を購入したオーナーさんは、とあるディーラーに行ったら「半年待ち」と言われたため、レーストラックにて並行輸入してもらい、ガスレポートを取得する等して入手したのである。
4ドアのホイールベースが3008ミリで、この2ドアのホイールベースが2460ミリとなっている。見た目からして機動性が高く見え、そしてかっこいい。

機敏な動きは車重とホイールベースの差

 もちろん、並行輸入ということで若干の金銭的負担は増えたが、それでも約2ヶ月で入手できたわけだから、あえて「時間を金で買った」と思い、承知の上での購入となった。

 ちなみにこの車両は、お年を召したご夫婦、もしくは一人乗車がメインということで、4ドアの大きさは必要ないが、それでも冬の別荘へ向かう足が必要ということで4駆を求めていた結果としての選択であった。

 正直、このJL型の2ドアに乗りのは初めての体験だったが、過去に乗った色々なジープの思い出が蘇るほど機敏な走りが魅力のジープだった。しかも左ハンドルはやっぱりいい。もちろん、D車の右ハンドルにも何ら違和感は感じないが、やはり左の方がステアリング、シフト、ブレーキといった各パーツの配置がまったく自然な感じで収まっている。

 それにかなり小さく感じるボディの左ハンドル車として、日本でも十分に扱いやすく乗りやすい。くわえて同様のエンジンを搭載する4ドアよりも、正直、圧倒的に機敏である。
ジープ本来のデザインや走りを考えるなら絶対に2ドアなのだろう。実際に乗ってみて改めてその本質に気付いたのだった。
ドアパネルやフェンダー、ウインドシールドフレームにはアルミニウムを、スイングゲートの骨格部分や内側パネルにはマグネシウムを用いることで、重量の大幅な軽量化を実現している。
ヘッドライトおよびフォグライト、テールランプ、デイタイムランニングライトのすべてをLED化した、ラングラー史上初のLEDライト搭載モデル。
245/75R/17インチという、扁平率の低さが、現代の路上でもゴツゴツしない快適な乗り味を提供してくれる。
2ドアだからといって、室内空間が狭いということはない。シートも快適。なお、2ドアでも4人乗車は可能だし。
ミッションは8速ATであり、至極スムーズ。車重も軽いために山道等での四駆利用時にも有利に働くだろう。

ジープラングラー、本領発揮

 搭載されるエンジンは、3.6リッターV6で284ps、最大トルク35.4kg-mを発生させるが、その最大の違いは車重である。

 2ドアは1794kgであり、4ドアは1905kg。=111kgの差があり、この差と2ドアのホイールベースの短さが断然効いている。

 実際、街中を走るだけでも十分に軽さを感じるし、街中の角を曲がるだけでも楽しい。それでいて昔のように足回りがバタバタしていたり、室内からミシミシガタガタ音が聞こえたりすることが全くないのだから、まさしくファントゥドライブなジープである。

 聞けば、「実際には、ステアリングレシオやロックトゥロックの回転数は、4ドアの方が数字が低く=俊敏に動く設定がなされています。逆に2ドアに同じ比率のステアリングレシオ等を与えてしまうと、機敏過ぎるようになってしまうから、2ドアの方のレシオをあえて落としているくらいなんです」

 それでも乗れば十分過ぎるほど体感で軽さと機敏さを感じのだから、2ドアジープの楽しさと満足感はここにアリ、なのだろう。

 ディーラー車が存在する中でのあえての並行輸入車ではあったが、左ハンドル車のジープ、しかも2ドアということで、それを入手するだけの価値は十分にあると思うのである。

 しかも購入先がレーストラックであるから、カスタマイズも当然可能であるし。

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