更新日:2021.07.09
文/田中享 写真/ステランティス
ステランティス(旧FCA)は、ダッジが2024年に初のフルEVマッスルカーを発表すると発表した。そして一部をティーザー動画として公開した。
ティーザー動画は、ティーザーだけに明確な輪郭を把握することは不可能だが、見ればそこに70年型チャレンジャー、もしくは71年型チャージャー的なマシンを連想させるようなスタイルが写っている。さらに1960年代の三角形のダッジロゴを備えている(下記動画を御覧ください)。
動画内では、ヘミ、ヘルキャット、デーモンときて、頭打ちになっている現状を鑑み、「もし我々が電気モーターを使用すれば、より速いマシンが製作可能である」と語られている。
フィアットクライスラーオートモービルズとPSAグループを統合して設立されたステランティスは、同社の14ブランドすべてに電気自動車を導入することをすでに明言している。
また同社CEOは、「2025年までに、ヨーロッパと北米の14ブランド内のモデルのうち98%が電動化される」と述べている。
加えて2030年までに、北米の売上の40%以上がバッテリー式電気自動車またはプラグインハイブリッド車になるという。
今回発表されたEVマッスルカーが既存の2ドアチャレンジャー、もしくは4ドアチャージャーのどちらかに追加されるのか、または全くの新デザインか(ティーザー見る限り後者のような)。
いずれにせよ、現行ダッジのイメージを踏襲した強力なアメリカンマッスルを製作するということであり、動力源がEVとなっているだけという発言に間違いはなさそうだ。
純粋なEVのマッスルカーを作るというステランティス。無音の最速マシンが果たしてどんなパフォーマンスおよびスタイルで登場するのか、3年後に期待である。
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