ドイツ+アメリカの理想的組み合わせ?
アメ車ファンというより、日本の輸入車ファンにとって、クライスラー・クロスファイアは、ひょっとしたら理想のスポーツカーかもしれない。だって、日本は「ドイツ」ってキーワード、すっごく効くじゃないですか。なんたってベンツ・ビーエム症候群の国だから。それ以前もほとんど明治時代から「機械ものはドイツ」とかの思い込みは深い。たしかにドイツのクルマは優秀で、文句の付けようがない。でも反面やたらネチネチの優等生なんで、息が詰まることもある。そこでクロスファイアの出る幕というわけだ。
まずデザインが明るいアメリカン、それもレトロ風味なのが最大のポイント。その上で、中身のメカがすべてメルセデス・ベンツSLKと聞けば、それだけでまず10人のうち8人ぐらいは無条件に納得するんでは?。好き嫌いを超えて、どうしても納得させられるだけの信用度が、あのブランドにはある。
そして実際の製造担当がカルマン社というのだから、もはやクルマ界のヒットパレードみたいなものだ。カルマンは泣く子も黙るドイツ車体製造の名門で、創立100年以上と歴史も古く、各社のカブリオレなど高級バージョンの生産を一手に引き受けたり、ちょっとしたメーカー以上の規模を誇っている。日本でも、懐しい空冷ビートル時代のVWカルマン・ギアで知られている。もうこれだけで、クロスファイアの走りは、お墨付きをもらったようなものだ。しかし、実際の走りはベンツSLKとかなり異なる。
まずデザインが明るいアメリカン、それもレトロ風味なのが最大のポイント。その上で、中身のメカがすべてメルセデス・ベンツSLKと聞けば、それだけでまず10人のうち8人ぐらいは無条件に納得するんでは?。好き嫌いを超えて、どうしても納得させられるだけの信用度が、あのブランドにはある。
そして実際の製造担当がカルマン社というのだから、もはやクルマ界のヒットパレードみたいなものだ。カルマンは泣く子も黙るドイツ車体製造の名門で、創立100年以上と歴史も古く、各社のカブリオレなど高級バージョンの生産を一手に引き受けたり、ちょっとしたメーカー以上の規模を誇っている。日本でも、懐しい空冷ビートル時代のVWカルマン・ギアで知られている。もうこれだけで、クロスファイアの走りは、お墨付きをもらったようなものだ。しかし、実際の走りはベンツSLKとかなり異なる。
