HPP号がオイル交換を行った。それは来るドラッグレース第3戦に向けてではあったが、正直言うと、たまたま偶然にもオイル交換の時期が重なったというもの。
これまで何度か紹介している通り、最高レベルのエンジンオイル・『トライボダイン TRI-EX2』を使用していることによって、仮にドラッグレースを何本も全力で走ったとしてもオイル性能の劣化が見られるということは全くない。
もっと言えば、油温が極端に上がりすぎたりしなければレース前後にあえてオイル交換をする必要はなく、その車両ごとの交換期限に応じて交換すれば良いという。それほど保護性能の高いオイル性能を誇っているのである。
▲セラミック添加剤モデルの「TRI-EX2」を7本使用してのオイル交換は、たまたまドラッグレース前時期になっただけで、推奨目安「5000キロ or 半年」のオイル交換である。
だが仮に、純正オイルや一般的な廉価オイルを使用している車両であれば、レース前後に交換した方がいい、ということはあるが、トライボダインのオイルに関してはその限りではない。
よって今回HPP号のオイル交換に関しては、オイル交換の推奨目安「5000キロ、もしくは半年」に達したということでのオイル交換でもあった。
ということで、セラミック添加剤モデルの「TRI-EX2」を7本使用してのオイル交換である。
ちなみにトライボダインのオイルには、セラミック潤滑剤モデルと廉価版となるセラミック潤滑剤を使用しないモデルが存在し、セラミック潤滑剤モデルは「TRI-EX2」、またセラミック潤滑剤を使用しないモデルは「TRI-EX」と表記される。
ハイパワーモデルやチューニングエンジン、およびサーキット走行等の過酷な状況で使用される場合はTRI-EX2を推奨、ということでHPP号にもそれを使用している。
▲車両をリフトに載せリフトを上げ車体からアンダーカバーを外す。
▲オイルパンからドレンボルトを外しオイルを抜く。
▲フィルターは毎回交換を行う。
▲オイルが抜け切ったらドレンボルトを締める。
実作業を開始する。まずは車両をリフトに載せリフトを上げた状態から使用済みオイルを抜く作業を開始する。
車体からアンダーカバーを外し、オイルパンからドレンボルトを外しオイルを抜く。そのままオイルが抜けきるまで待つ。その間にフィルターを新品に交換しておく(フィルターは毎回交換)。
オイルが抜け切ったことを確認し、ドレンボルトを締める。締め終わったらドレン周りをクリーニングし、外したアンダーカバーを取り付け、リフトを一旦下げる。
▲外したアンダーカバーを取り付け、リフトを一旦下げる。
▲フィルター込みで6.6リッターのオイルが必要となるから計7本使用。
▲入れ終わったら量をオイルゲージで量の確認。一度エンジンを始動しオイル温度を上げオイルを循環させ再びオイル量のチェックを行い終了。
そして新しく注入する「TRI-EX2」を準備。フィルター込みで6.6リッターのオイルが必要となるから計7本。1本ずつよく振ってから順に注入する。
で、入れ終わったら量をオイルゲージで量の確認。オイル量はもちろん規定値の範囲内(まだ下位レベル)。そしてオイルキャップを締め基本部分は終了となる。
ここまで終えたら、一度エンジンを始動しオイル温度を上げオイルを循環させる。オイルの温度が上がるまでアイドリングさせ、80℃程度に達したら再びオイル量のチェックを行い、適正レベルの規定値内であることを確認し作業終了となる。
ということで、別項にて紹介している新パーツと共にドラッグレースへの準備は万端である。
19,404円
PERFORMANCE
6DEGREES
19,998円
PERFORMANCE
6DEGREES
3,480円
MAINTENANCE
GDファクトリー千葉店
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES