TEST RIDE

[試乗記]

ついに登場する第二世代のモンスタートラック

2017 フォードF150 ラプター (FORD F150 RAPTOR)

圧倒的な軽量化によってさらに過激な走り

一時は生産終了との噂まで飛び出したラプターに新型モデルデビューの発表が行われた。第二世代となる新型モデルは軽量化&ダウンサイジングターボエンジンによって、別次元の走りを手に入れる。

更新日:2015.07.05

文/椙内洋輔 写真/フォードモーター

F150同様のアルミボディ

 フォードは、2015年1月デトロイトショーにおいて2017年型フォードラプターを発表した。初代ラプターは、当時のフォードF150トラックをベースに、フォード特殊車両開発部門のSVTが開発。オフロードをハイスピードで駆け抜けることを想定して開発されたレーシングマシンだった。

 ところが、その後継モデルの噂はなかなか出なかった。というのも、ベースとなるF150が本国にてフルモデルチェンジを果たしアルミボディとして生まれ変わったからだ。

 オフをかけ回るラプターのボディを気にしてのことだろう。小キズ修理の問題もあるし、そもそものマシンとしての剛性をも気にしたのだろう。一時は生産終了との噂までが出ていたくらいである。

 だが、新型ラプターは新F150をベースに登場する。そう、アルミボディを引っ提げて。結果、旧モデル比約230キロの軽量化が行え、マシンとしての戦闘能力を格段に上げて、だ。

 くわえて新型ラプターには、6.2リッターV8を載せず、3.5リッターV6エコブーストエンジンを搭載する。と同時に新開発の10速ATを組み合わせる。

 新たに搭載される予定の3.5リッターV6ターボエコブーストエンジンのスペックは未発表だが、唯一「現6.2リッターV8以上のパワー&トルクを発生させる」と発表されている。

ボディデザインは、旧型モデルの系譜を引き継ぐ予定という。だが、ボディはアルミ製になり、エンジンは3.5リッターV6ターボとなる。

インテリアは旧ラプターにあった戦闘的なレーシングマシン仕様というよりは、ベースとなるF150にほど近い仕様という印象だ。

専用サスペンションは、FOXレーシング製のサブタンク付きダンパーを使用し、オフロード向けのチューニングが施される。

今後続々と登場する新時代のパフォーマンスモデル

 専用のフロントグリルをはじめ、アグレッシブなデザインはラプターの特徴として引き継がれ、専用サスペンションは、FOXレーシング製のダンパーを使用し、オフロード向けのチューニングが施される。

 これらのチューニングおいては、これまでのSVTではなく、新たに立ち上げられた高性能車開発部門「FPV」(フォード・パフォーマンス・ビークルズ」)が担当する。

 なお、このFPVは2020年までに、12車種以上の高性能車を発売する予定というが、その1台が2017フォードF-150ラプターである。

 新型モデルを開発するにあたり、規定路線のダウンサイジングが行われるラプターだが、車重が230キロ軽くなり、3.5リッターV6エンジンとはいえ現行以上のパワー&トルクが発生されるのであれば、普通に想像しただけでも、現行モデル以上の強烈な走りが想像できる。

 まさにフォード恐るべし。軽量化&ダウンサイジングによって新時代の魅力的なアメ車を造り出す!

もともと定評のあるフォードのシートだが、新型では一層ホールド性が上がり、走りに徹した仕様となる。

車重が230キロ軽くなり、3.5リッターV6エンジンとはいえ現行以上のパワー&トルクが発生されるのであれば、現行モデル以上の強烈な走りが想像できる。

乗降時に役立つ高剛性のランニングボードは、各部に穴があき、軽量化と剛性の両立を図る。

異次元のスーパートラックになる予感。フォードのキレっぷりは凄まじい。

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