TEST RIDE

[試乗記]

2000年代の名車候補たち vol.1

クライスラー クロスファイア

ドイツとアメリカが融合した2シータークーペ

EV時代を迎えるにあたり、アメ車の醍醐味を味わえる車両がどんどん減っていく。だから視線は自ずと中古車へ。魅力的モデルを探っていく。

更新日:2023.09.07

文/石山英次 写真/ステランティス

もう二度とこんなクルマには出会えない

 アメ車にとって理想的な時代なんてのがあったかどうかはわからないが、少なくとも2000年からの約10年間ぐらいは、売れたかどうかは別にして、非常に魅力的な時代であったと思う。特にEVへの転換期が訪れている今、振り返ると断然輝いて見える。

 というのも、その時代には今では想像もつかないほど魅力的なモデルが企画&製作されていたから。だからもし、これからアメ車の中古車を買うなら絶対にこの年代の車両にするつもりだ(弊社田中が購入したトレイルブレイザーも2004年型)

 で、弊社のトレイルブレイザーに触発されたわけではないが、その第一候補がクライスラークロスファイアである。

 クロスファイアは2003年に発売が開始され、日本にて正規ディーラー車として発売もされている(右ハンドル車)。

 で、結論から言ってしまうが、クロスファイアは当時のベンツSLKをベースにしている! だからもう二度とこんなクルマには出会えない。

▲クロスファイアに関しては、走りの性能がどうのこうのと言うよりは、とにかく奇跡の産物であるということの方が大切。

▲このリアのデザインが最大の特徴。

 その当時ダイムラーベンツとクライスラーが電撃合併したことによる産物であり、もっと言ってしまえば300Cもそうだし、その後に登場するダッジチャージャーやチャレンジャーも当時のEクラスのシャシーを使用していたから、その合併がなければ今でいうヘルキャットも存在していなかったかもしれないのだ。

 ということで、当時クロスファイアはドイツのクオリティとアメリカのデザインが融合したある種理想的なクルマと称され、もっというとアメリカを象徴する独特の個性に、ヨーロッパのテクノロジーとパフォーマンスが融合した理想的な2シータースポーツクーペであり、クライスラーには失礼だが、街中で頻繁に見かけるほど売れていた。

▲搭載されるエンジンは3.2リッターV6SOHCで、最高出力218ps、最大トルク31.6kg-mを発生させた

▲オープンモデルも追加され、こちらも非常に魅力的。

 ちなみに搭載されるエンジンは、3.2リッターV6SOHCで、最高出力218ps/5700rpm、最大トルク31.6kg-mを発生させる。そしてオートスティック機能付き5速オートマチックトランスミッションを組み合わせたFRモデルである。

 また2年後にはコンバーチブルが追加され、これがまたメチャめちゃカッコイイのだが、個人的な推しはクーペ。何といってもリアスタイルが素敵で断然色っぽい。が、実際にはオープンもいい。

 ベースはベンツSLKだからマツダロードスターより若干大きい程度のサイズ感にレトロっぽいスタイルが特徴的である。くわえて走りはドイツ車ベースだから悪いはずもなく、とはいえ飛ばす気もさらさらないから、街中主体の足として使いたい。

 できればボディカラーはブラック。本当ならシルバー好きなのだが、クロスファイアのボディにはメッキパーツがかなり散りばめられているから、それを考えるとブラックの方が映えるはず・・・。

 とまあ、そんなことを考えながら今某中古車サイトで車両を検索している。

▲2001年のデトロイトオートショーで登場したコンセプトカー。これをベースに2003年に発売が開始された。

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