BUBUのBCDが直輸入した2017年型のシェルビーGT350。BCDとは、品質に直結する仕入れからこだわり、出荷、通関、改善、予備検査にいたるまで一貫して自社で行い、他社を間に入れないからこそ、車両の履歴がはっきりした車両ということである。
で、今回のGT350は6400キロ走行のワンオーナーカーということだが、見るからに程度の良さが伝わって来る状態である。というか、仮に「新車」と言われても納得してしまうほどの見た目のコンディションだった。
ボディカラーはアバランチグレー。ここ数年、国産車でもグレーベースのボディカラーの車両が街中を走っているのをよく目にするが、アメ車業界でも徐々にだがバリエーションが増えている。
直近ではチャレンジャーにデストロイヤーグレーの車両が登場しているが、シェルビーにおいてもグレーのボディカラーがよく似合う(2017年のボディカラーは計9色ある)。
それにこの車両には、コンビニエンスPKGとトラックPKG(2017年モデルより標準装備)が装備されている。
このトラックPKGは、以前はテクノロジーPKGとの同時装着が不可能であったが、2017年からテクノロジーPKGが廃止され新たにコンビニエンスPKGが設定されたことにより、2017年モデルはコンビニエンスPKGを選択すれば、2016年モデルでは不可能だったトラックPKGとテクノロジーPKGの両方の装備を入手することが可能になったのである。
<トラックPKG >
・マグネライドサスペンション
・ヘビーデューティフロントスプリング
・ドライブコントロールシステム
・専用トランクスポイラー
・アルミニウムタワーバー
・エンジンオイル・トランスミッション・ディファレンシャルクーラー
<コンビニエンスPKG >
・9スピーカーシステム
・SYNC3
・4wayアジャスタブルヘッドレスト
・6way電動ドライバーズシート・ランバーサポート
・6way電動パッセンジャーシート
・デュアルゾーンオートエアコン
・レザー/アルカンターラスポーツシート
・シートヒーター・シートベンチレーション
・ウィンカー付きドアミラー
ということで、MT車ベースの簡素な装備を予想していたかもしれないが、走りのみならずエアコンや電動シート装備で快適なマシンであるということがわかるのである。
街中を少し走らせてもらったが、あくまで「走り系」という前提において、非常に快適かつ気持ちの良いマシンだった。ただし、それは最初の一瞬のみの感想であり、その後は事前の予想を遥かに裏切る個性の持ち主であることがわかったのである。
当然ながらファミリーセダンような乗り心地ではない。それなりに硬さが伝わって来るし、クラッチもそれ相応の操作が必要である。
ショートストロークの硬質なシフトがなんともシェルビーらしく、クラッチは意外にも軽い部類に属するものだが繋がる瞬間にGT350のクセというか個性というか。繋がる瞬間の位置が難しいのである(慣れの問題であるが…)。
くわえて想像以上に薄い低速トルクの状態に拍子抜けし、最初は「5.2リッターV8には思えないなあ」と、持ち前の個性に恐怖感すら感じたのである。
だが。その後の弾けるような吹け上がりと抜群のサウンドが、走り系マシンの中ではダントツに素晴らしく、しかも驚くほど官能的であった。最初はノーマルマスタングの5リッターV8にも及ばぬトルク感に逆の驚きを感じたものの、回転数が上がると途端に豹変。その後の一気呵成に回る様はまさしくスーパー。しばらく乗ると分かるが、明らかに高回転域を重視したエンジンなのだろうと、その時点で初めて理解したのであった。
これまで「濃厚なV8」というワードをよく使わせていただいたが、GT350のエンジンは二段階の濃厚さを持ち合わせている。出だしから2500回転程度までとそれ以降と。恐らくそれは可変フラップ付きのエギゾーストシステムが同調しているからなのだろうが、高回転域で発せられるサウンドは、これまでのアメ車では聞いたこともない高周波なサウンドである。
しかも他社が大馬力マシンに採用しているスーパーチャージャーを装着せずに発生させる5.2リッターV8の526hp。NAエンジンで500hp超というエンジンとしての価値はいわずもがなだし、そいつをぶん回した時に得られる満足度も、スーパーカーのそれに伍するレベル。
ひと昔前では、社外のチューニング屋が出していた大馬力である。そんな機械的な信頼性がメーカー基準で収まっているのが何とも素晴らしい。それでいてひとたびアクセルを踏み込めば、異次元のブチ切れた走りとスーパーカーレベルの感動を与えてくれるのだから最高だろう。
このクルマは、もとを辿ればマスタングのハイパフォーマンスモデルということになるのだろう。だが、筆者的にはマスタングの姿を借りた「スーパーカー」と評したい。
この車両を、過去に存在した一連のシェルビー系車両と同様にしてしまうのもあまりにもったない。この車両の価値はそれでは計り知れないと思うのである。
だからこそ、こんなに素晴らしい感動マシンを1000万円を切る価格で発売しているフォードには感謝すべきだろう。このマシンが欧州他社メーカーで発売されればそれこそ1500万、2000万レベルの価格帯になるはずだ。
だが、それをもって「アメ車は安物だ」という輩がいるとすれば、放っておけばいいだろう。
このクルマには、モノの本質を知らずセンスもない単なる金持ちにではなく、アメ車のとしての魅力が分かる方のみが乗ればいいのであるから。
なお、BCDでは「B.C.D 50プラン(フィフティプラン)」という新たな購入プランを開始しており、購入時にすでに3年後の買取価格50%保証してくれるという。すなわち、仮に500万円の車両の場合、半額の250万円を保証してくれるということだから、購入時の支払い額や分割払いの額が大幅に減少でき、また一歩夢の実現に近づけるということになる。
<BUBUだけの3年後50%保証システム 「B.C.D 50プラン」>
1:3年後の買取価格50%保証いたします。
2:1年間の長期保証(新車は3年間)
3:メンテナンスパック(1年点検2回とオイル、フィルター2回交換)
etc(対象車種等による詳細はBUBU横浜にお問合せ下さい)
BCDによる徹底的に管理された車両であること、さらにそういった自信を持った車両を販売するからこそ、三年後の買取価格50%を実現できるのだろう。アメ車購入におけるユーザーの不安を常に解消してくれるBCDは、まさしくアメ車ユーザーの救世主のような存在である。
12,810円
PERFORMANCE
6DEGREES
17,298円
PERFORMANCE
6DEGREES
18,420円
PERFORMANCE
6DEGREES
2,090円
MAINTENANCE
6DEGREES