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試乗記 TEST RIDE 2018 ジープ コンパスジープブランド最新鋭のクロスオーバーSUV

2018 ジープ コンパス

品のあるデザインは都内の街中がよく似合

昨年末にフルモデルチェンジを行ったジープコンパス。ジープ越谷にて、全面刷新された二代目モデルに試乗することが叶ったのである。

更新日:2018.03.08文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力

ジープ越谷
TEL 048-973-1111 [ホームページ]

日本市場における重要な戦略モデル

 ジープの世界戦略車として商品力を高めた新型コンパス。一時期は、レネゲードの登場により消滅も危惧したが、それはまったくの杞憂だった。というのも、FCAジャパンによれば、2009年比で販売台数が10倍にも伸びており、まだまだ国内SUV市場には「ポテンシャルがある」という。

 そういう意味からも、コンパスは非常に大切存在であり、このモデルチェンジの意味するところは非常に大きい。

 ちなみに、代表格のラングラー、フラッグシップのグランドチェロキー、ミッドサイズのチェロキー、そしてレネゲードといった既存のラインナップにおいて、コンパスはボディサイズを含め、チェロキーとレネゲードの間に位置する存在だ。

 とはいえ、デザインを見たその瞬間の反応は「グランドチェロキー?」と思えてしまうほど似ており、サイズ以上のプレミアム感を漂わせている。

 という前置きを聞いて、早速実車の拝見である。まずはバリエーション。

■Sport / 2.4リットル4気筒マルチエアエンジン / 2WD / 6速AT
■Longitude / 2.4リットル4気筒マルチエアエンジン / 2WD / 6速AT ←取材
■Limited / 2.4リットル4気筒マルチエアエンジン / 4WD / 9速AT

 上記の3グレードをラインナップし、取材車両は中間グレードのロンジチュードとなった。「ジープといえば4WD」という認識は間違いないのだが、そんな中でも2WDを用意しているわけで、クロスオーバー的要素の強いコンパスの2WDをあえて試したくなっだのだ。
ラインナップは「スポーツ」「ロンジチュード」「リミテッド」の3種類。駆動方式はリミテッドのみが4WDで、その他は2WDとなっている。
ボディカラーは全6色。「ロンジチュード」では、ルーフをブラックで塗り分けたツートンカラーとなる。
フロントの7スロットグリルや台形のホイールアーチなど、ジープならではのデザインが当然のごとく取り入れられている。
搭載されるエンジンは、2.4リッター直4マルチエアガソリンエンジン。175psと最大トルク23.4kg-mを発生させる。
激変したインテリア。上質な雰囲気が漂っている。リミテッドとロンジチュードには、8.4インチモニターを搭載したジープ最新のナビゲーションシステムが装備される。
スマホと連動する「Apple CarPlay」や「AndroidAuto」にも対応し、また、音声入力も可能ということで、運転中も視線を逸らさずに使うことができるようになっている。

見違えるほどのプレミアム感

 まず、コンパスのボディサイズは、全長×全幅×全高:4400×1810×1640ミリ。国産車でいえば、マツダCX-3よりは大きく、CX-5(全長4545ミリ、全幅1840ミリ)よりも若干小さいサイズ感となる。それでも旧モデル比でトレッドを拡大しているというから、コンパスの走りや居住性はかなり改善されているはずだ。

 ボディは、伝統の7スロットグリルを採用し、ホイールアーチに例の台型も組み込まれ、当然ながら、ひと目でジープとわかるものとなっている。また、ヘッドライトの内側を黒、その縁取りを白として「動物の目」をイメージさせるものとするなど、新たなアイデアも盛り込まれた。

 一方、リアコンビネーションランプには、縁が光るラインLEDを採用し先進性を表現する等、小さいながらもプレミアム感を注入することにかなり気を使っている。

 搭載されるエンジンは、全ラインナップ同様の直列4気筒2.4リッターマルチエアエンジン。175ps、最大トルク23.4kg-mを発生させる。スポーツとロンジチュードは2WDで6速ATが組み合わされ、一方でリミテッドには4WDで9速ATが組み合わされる。
軽さと強固なボディ剛性を実現したコンパスを走らせると、もはや昔のジープのような鷹揚な感触は微塵もなく、まるで欧州車のような硬質なタッチに驚きを覚えるだろう。

ファーストカーとして十分通用する

 ということで、ロンジチュードの試乗開始。まず、赤いボディカラーが素晴らしくよく似合う。とくにボディ上部がブラックで、ツートーンカラーになっているのが大人っぽさを演出し、仮にお年を召した方がチョイスしても、安っぽさを感じさせない。

 こういったある種のエンターテインメント性に長けた車両には、生真面目一直線の定番カラー「白&黒」を除外してもいいんじゃないか、と常々思っているだけに、このコンビカラーに一目惚れだった。

 意外だったのが、ドライバーズシートに座った印象。まず、着座姿勢が格段にいい。右ハンドル化の影響はペダル類にもまったくなく、狙ったとおりのドラポジがとれ、その際の視認性にも優れ、さらに室内空間の狭さを感じさせる要素がなにもない。

 外から見ると、「ちょっと小さいかも」との思いがあったが、乗ってしまえば微塵も感じず、「ファーストカーとしても十分成立する」と感心するばかり。
エンジンパワーも街中から一般的な高速走行程度のスピードであれば十分に速く、かつレスポンスよく反応する。また2.4リッター直のマルチエアエンジンのサウンドも小気味よく、想像以上にリズミカルに走れる。
メーターはアナログ2連式で、中央には燃費や運転支援システムの作動状態、走行モード等、さまざまな表示機能を持つ液晶ディスプレイが装備される。
センターコンソールに備わるシフトセレクター。取材したロンジチュードとスポーツには6速AT、リミテッドには9速ATが搭載される。
ロンジチュードとスポーツには、225/660R17インチのタイヤが装着され、4WDとなるリミテッドには225/45R18サイズにインチアップされている。
シートはスポーツとロンジチュードがファブリック。リミテッドがレザーとなる。ロンジチュードのファブリックも着座位置、姿勢、タッチともにかなり快適。
リアシートはスポーツとロンジチュードが6:4の2分割可倒式、リミテッドが4:2:4の3分割可倒式となっている。
写真は、リミテッドのレザーシート。パンっと張った硬質なレザー。昔のドイツ車のそれを思い起こさせる。

機能面での充実度も万全な体制

 またインテリアの雰囲気も良質ではなく上質であり、これまた予想を超えた驚きであった。なお、今回もモデルチェンジでは機能面での充実も図られており、8.4インチモニターは、ナビやオーディオの画面表示以外にもスマホと連動する「Apple CarPlay」や「AndroidAuto」にも対応し、また、音声入力も可能ということで、運転中も視線を逸らさずに使うことができるようになっている。

 いざ、出発。走り出しもなんら違和感なく、まずもって「ファーストインプレッション」は上々である。

 で当初、若干気になっていたアイドリングストップ機能について。個人的にもあまり経験がないアイドリングストップ。過去に国産営業車で何度か経験しているものの、あまり好きにはなれない機能だったと記憶しているのだが、コンパスのアイドリングストップはかなり自然。

 車両が停止してから、エンジンが停止するまでのタイミングに若干の猶予があって、「止まってから、すぐにちょっと前に動かす」ような状況時にはその猶予が有効に働く。国産車のようにすぐに停止してしまうと、一度の信号待ちで二度も三度もエンジン始動を繰り返すことにもなるが、コンパスにはそれがあまりない。

 実際には素早くエンジンを停止させたほうが燃費には良いのかもしれないが、その分、何度もエンジン始動を繰り返せばバッテリーやその他のメカニズムに負担をかけるだろうから、コンパスの塩梅に非常に好感がもてたのだ。

 で、走り。まずどんな荒れた道にもビクともしないボディの頑強さ。路面の凹凸にも不快な揺れがほとんどなく、思っている以上に相当よく走る。その際のステアリングの反応やこれまたガチっとしたレスポンスは健在であり、ジープから想像させる「おおらかさ」的なものはまったく感じさせない。

想像以上の走りの性能

 同時に、エンジンパワーも街中から一般的な高速走行程度のスピードであれば十分に速く、かつレスポンスよく反応する。また2.4リッター直のマルチエアエンジンのサウンドも小気味よく、想像以上にリズミカルに走れるその姿に、外車的な骨太さとシッカリ感、さらにはモデルチェンジによる進化の程をシッカリと確認できたのである。

 試乗時は、主に国道4号線沿いや岩槻、野田といった裏道的舗装路を多く走ったが、できれば、コンパスに乗って銀座に行きたかった(笑)。コンパスの小粋なスタイルは、銀座あたりに蔓延する国産車や欧州車とは異なる雰囲気があって、ちょっとハイカラな銀座の街ゆく人々目に、きっと新鮮に映るに違いない、と思ったからだ(品のあるデザインに都内の街がよく似合うはず)。

 ジープ越谷に戻って聞けば、「2WDのロンジチュードは、4WDのリミテッドと比較して車重が110kg軽いですから、その分の軽快感が増している可能性がありますね」という。

 なるほど。車重1500kgを切っているというのだから、スペック性能上は上記のCX-5と同等かそれ以上のものがあり、旧コンパスから考えれば、相当なブラッシュアップを図ったと言っても過言ではないのだろう。

 ただでも、もし自分で実際に購入するなら、やはり2WDと4WDとで迷うだろう。だから同時に聞いてみた。人気のほどは?

 「やはり4WDというジープのイメージが定着しているのでしょう。4WDをチョイスされる方が多いです。9速ATも、遠出をする方には好評ですし。そして何より、4WDと2WDとでは車両の価格差が68万円あるのですが、その分、オートヘッドライトやアダプティブクルーズコントロール、衝突軽減ブレーキ、車線変更時の死角車両を知らせる機能といった安全装備がリミテッドのみにしか設定されていませんので、そういったチョイスをされる方が多いのかもしれませんね」

 たとえば、都内中心にたまに遠出もあり、というような方なら、2WDで十分こなせるほど、コンパスの2WDの性能は高い。筆者的にも「これで十分だよ」と賞賛しか感じなかった。

 でも、ファーストカーとしてどこへでも、またアクティブな活動を支えるギアとしては4WDの安心感、さらには長距離移動時の安全装備の充実といった機能の支えは必須だし、積極的にリミテッドへのチョイスが増える理由にも納得なのである。
ジープ越谷
■住所:埼玉県越谷市大泊425-1
■TEL:048-973-1111
■営業時間:9:00~19:00
■定休日:水曜日
コンパスについて2WDと4WDとの販売面での差について説明しくれた。「ジープといえば4WD」という。今回のコンパスは、とくにプレミアム感が溢れ人気が高いとも。
ジープ越谷の注目はなんといってもその敷地の広大さであり、そこにある在庫車の数であり、メンテナンス工場の大きさであり etc 。とにかく施設のすべてが桁違いに大きく、かつ丁寧にディーラーならではの質の高いアフターサービスを提供してくれる。
「見た目で判断すれば、コンパスの車格はレネゲードの上ということになりますが、実際にお乗りになりますと、十分に満足いただける、逆にシッカリし過ぎて驚かれる存在」という評価が多方面から得られております。ジープ越谷でも続々と納車が始まっております。何か質問等ございましたら、遠慮なくお申し付けください、とジープ越谷の平尾氏はいう。

人生の羅針盤になる

 最後に、ジープ越谷の平尾氏いわく「新型コンパスは、メーカー戦略のコミュニケーションターゲットが30台半ばの男女に設定されています。30台半ばといいますと、例えば結婚を考えたり、転職を考えたり、出産を考えたり、そういう悩める人生の転換期にあると思います。コンパスはまさに羅針盤として、その人のやりたい方向へ導いてくれる。そういった思いを込めて『人生のコンパスになる』といった趣旨も込められているのです」と締めくくってくれた。

 たしかに、コンパスを手に入れれば、ライフスタイルそのものが大きく変化するかもしれない。新型コンパスは、そんな希望を抱くことができるモデルであった。

 なお、ジープ越谷は、一昨年11月にジープブランドの新たなるイメージのもとグランドオープしているが、注目はなんといってもその敷地の広大さであり、そこにある在庫車の数であり、メンテナンス工場の大きさであり etc 。

 とにかく施設のすべてが桁違いである。過去に複数のディーラーを訪れた経験があるが、ここまで巨大な店舗は記憶にない。しかも、デリバリー待ちの車両保管庫やメンテナンスを行うピットの充実度もピカイチ。一度に5台以上の車両の整備が行える広大なピット、迅速に作業を行うメカニックたち。

 ディーラーならではの質の高いアフターサービスはもちろんのこと、ジープならではの楽しみ方を丁寧にレクチャーしてくれる。まさに、至れり尽せりのディーラーである。

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