更新日:2015.08.28
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今年のデトロイトショーで公開された新型マスタングベースのシェルビーGT350Rは、シェルビーGT350を、サーキット向けにチューニングした快速仕様。
GT350でさえ500hp以上を叩き出し、走りの性能が格段に高まっているが、その350の「R」バージョンは、ツーシーター化等でさらに60kgの軽量化を果たし、大型リアウイングやディフューザーなどにより、エアロダイナミクス性能を向上させることで、一段と速さを増している。
搭載されるエンジンは、5.2リッターV8NAエンジンであり、最近流行りのスーパーチャージャーによる大馬力化を好まず、あえてレーシングカー譲りのフラットプレーンクランクシャフト等を採用することで、アメ車では珍しい高回転型エンジンを志向。それにより500hp以上のハイチューンエンジンとなり、驚くべき濃厚なレーシングフィールをたたき出す。
また、自動車メーカーとしては初となるカーボンファイバー製ホイールを標準装備し、同型のアルミホイールと比較して1本あたり約6.8kg、すなわち4本合計で27.2kgのバネ下重量軽減をもたらしているこだわりようだ。
8月下旬、このシェルビーGT350Rの量産一号車がラインオフ。新たな最強マシンが世界中を震撼させる。なお、アメリカ本国ではサーキットにおけるテスト走行等が行われていたが、当初は同乗走行のみだった。そろそろ、本国でのジャーナリストたちによる試乗会も行われるだろう。
驚くべきエンジンフィールの音色が聞こえます。
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