TCMとはTransmission Control Module(トランスミッション・コントロール・モジュール)の略。つまり今回ナインレコードから発売が開始される商品は、トランスミッション(=要するにオートマ)をコントロールするためのモジュールをさらにコントロールするためのパーツであり、AT用コンピュータのサブコンの様なものと考えればいいだろう。
では実際にこのパーツを装着する事で何がどう変わるか?(あるいは何をどう変える事が出来るのか?)であるが、例えば変速タイミングを変更したり、あるいは変速ショックを強くしたり(=変速時のタイムラグを小さくする)、疑似ラインロック的な使い方が出来たり、純正のメーターパネルのディスプレイにミッションオイルの温度を表示させたり、ステアリングのスイッチで変速出来たりといった事が可能になるのである。
今回の取材にご協力いただいたナインレコードの担当者いわく「使い方を間違えれば、ATやブレーキが破損する可能性もゼロではないと思いますが、うまく使えばかなりいい物では?と考えています。また、取付がちょっと難しい事や、きちんと確認しないといけない事があるので、弊社または弊社の認定した特定のショップさんのみでの販売&取付という形態で進める予定です」とのこと。
気になる販売価格は下記の通り。商品の性能や使い勝手を考えると、筆者的にはかなりリーズナブルだと思うのだが、どうだろう?
■TCMコントローラー
価格:9万7200円(税込)※取付&セッティング込み
12,810円
PERFORMANCE
6DEGREES
17,298円
PERFORMANCE
6DEGREES
18,420円
PERFORMANCE
6DEGREES
2,090円
MAINTENANCE
6DEGREES