更新日:2022.02.10
文/田中享 写真/ゼネラルモータース / フォードモーター / ステランティス
まず、コルベットからZ06が登場します。なんと純ガソリンエンジン搭載で、しかも新開発のニューエンジン。はっきり言って凄すぎです、このエンジン。めちゃくちゃ素晴らしい。V8DOHCエンジンのNAで600hp超。最後の最後にMT車があったら! なんて思ってしまうほど魅力が詰まっています。
これぞ本物のアメリカンスポーツ。もしくは唯一無二のアメリカンスーパーカー。ノーマルのC8ですら凄いんですから、Z06は言わずもがなでしょう。
続いてキャデラックエスカレードからVシリーズが登場します。まだスペックは発表されていませんが、600hp程度は確実でしょう。
あくまで個人的な意見ですが、現在のエスカレードは最高です。デザイン的な好き嫌いはあれど、ラグジュアリーな雰囲気や洗練性は歴代モデル最高ですし、旧モデルに乗っているなら絶対的に乗り換えるべきだと思っています。
ですが、Vシリーズが出るなら当然ながらVがいいに決まっています。現行エスカレードに足りないのは「余裕」ですから、Vの登場によりパワーの余裕が生まれれば世界中のどのSUVと比較しても負い目を感じることがなくなります。
次にチャレンジャーですが、まずはヘルキャットが2023年で生産終了となります。そして翌年にチャレンジャー自体が生産終了になると正式発表がありました。
が、この後に新たなニューモデルが登場することも予告されています。ですが、それがチャレンジャーの後継か否かは不明。エンジンは新開発の直6ターボエンジンとも言われていますが、果てしてどうなるでしょう。
また現在既に発表されているヘルキャットレッドアイのジェイルブレイクがヘルキャットの最終仕様となるらしいですが、チャレンジャーに関しても来年以降に最終モデルが登場するはずです。
すなわちファイナルエディション的なモデルが登場することが期待されますから、最後の最後に「新車のチャレンジャー購入」というのもアリかもしれません。
同様にシボレーカマロも2024年で生産終了との報道があります。これに関してはあくまで噂の報道レベルですが、信憑性は高そうです。ちなみにカマロに変わり新しいEVモデルが登場すると言われています。
一方マスタングですが、なんと2024年にフルモデルチェンジが準備されているようです。一応V8エンジンと直4エコブーストターボは残り、ハイブリッドモデルが追加されると報道されていますが、どうなるでしょうか。
同時に4WDモデルも追加されるとありますから、2025年以降も存在する唯一の純ガソリンエンジン搭載マッスルカーとなるでしょう。
ですので、今マスタングを買って乗って、また2年後に新型に乗り換えるなんてことも可能ですし、モデルチェンジ以降のモデルを購入するのも手ですし、残るガソリンエンジン時代をマスタングとともに過ごすのもアリだと思います。
この新型マスタングは、2023年後半に2024年モデルとして発売開始(コロナ禍による影響等が今後なければ)予定ですから、早ければ2022年後半にも発表される可能性が大です。
ということで、まずは一つの区切りが「2024年」となるでしょうか。チャレンジャーにカマロが生産終了し、一方でマスタングがフルモデルチェンジする年です。そして同時にダッジからEVのマッスルカーが登場する年式ですから悲しくもあり待ち遠しくもあります。
以上、直近2年程度の動向ですが、ある意味激動の2年ともいえるでしょう。現在生産されている車両の中にお気に入りのモデルがあるなら、新車で購入出来る日はそんなに多くありませんので、購入に向けそろそろ本気の覚悟が必要になると思います。
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