更新日:2022.03.29
文/田中享 写真/ステランティス
ステランティスは、新たなるエンジン「ハリケーン」を発表した。このエンジンは3リッター直6エンジンであり、既存のV8エンジンのパワーに劣らない高出力と高効率を目指して開発された。
恐らくだが、今後V8エンジンは消滅し、このエンジンに置き換わることが予想される。それすなわちチャレンジャー&チャージャーの生産終了と関連していると考えられる。
よって、この新しい3リッター直6エンジンはツインターボで武装されマックス500hp超を発生させるが、V8エンジンよりも最大で15%効率が高いと言われている。
ちなみに、このエンジンは将来のEVサポートに適合するよう製作されており、のちにハイブリッドエンジンとして活躍することも併せて発表されている。
なお、このエンジンを搭載した新たなマシンが今年本国ディーラーショールームに並ぶと言われているが、それはグランドワゴニアではないかと予測されている。
全くの余談であり、あくまで本国自動車メディアの噂話ではあるのだが、「2024年で生産終了するチャレンジャー&チャージャーにもし次期モデルが登場するならばこのエンジンが搭載されるだろう」ということだ。
ステランティスは2030年までに販売車種の50%を電気自動車にするという目標を立てており、このハリケーンツインターボエンジンは、それ以前の段階でパフォーマンスと燃費効率を兼ね合わせたエンジンとして重要な役割を果たす存在である。
2030年まであと7年半。ステランティスのみならず、フォード、GMを加えアメ車業界激動の7年半と言えるだろう。
▲新開発の3リッター直6ツインターボエンジンは、マックスで500hp、最大トルク575lb-ftを発生させる。それでいてV8比で15%高効率という。
▲ネーミングにもこだわっている。ハイパフォーマンスカーにも搭載されるのではないか。その場合、次期チャレンジャーではないか?との噂が絶えない。
19,404円
PERFORMANCE
6DEGREES
19,998円
PERFORMANCE
6DEGREES
3,480円
MAINTENANCE
GDファクトリー千葉店
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES