TEST RIDE

[試乗記]

デザイン一新の2023年型の「プレミア」

2023 スバル アセント プレミア

ミッドサイズSUVの中でもトップランクに位置する性能

スバルの北米専用ミッドサイズSUV・アセントの「プレミア」を取材した。

更新日:2024.04.10

文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力/ベルエアー TEL 0436-26-5700 [ホームページ] [詳細情報]

あえて上級グレードの「プレミア」をチョイス

 スバルアセントだが、結構地味に売れている。地味に、とあえて言うのは悪い意味ではなく、日本での取り扱いがベルエアーを含め二、三軒程度のショップにもかかわらず売れているから。

 それと2023年型からデザインが一新されているのだが、それ以前の旧モデルから着々と売れてきたから。

 その理由は、もちろんスバル車であるからだろう。日本ではレアな北米スバル車ということでファンが待ち望んでいたという点ともう一つ。日本メーカーが作る左ハンドル車(北米車)というのがあるのだろう。

 ずっと昔から左ハンドルに慣れている方には理解されないかもしれないが、並行輸入の左ハンドル車を怖がる方が結構いて、そういう方は「ダッジがいいな」と思ってもそこに飛び込むハードルがかなり高いと聞く。

 それはアメリカ製の左ハンドル車というのもあるだろう。

▲以前紹介した「リミテッド」と同じエクステリアではあるが、ボディカラーの違いで印象が劇的に変わる。

▲ホワイト系のボディカラーの方がメリハリが利いているように見える。もちろん好みによるだろうが。

 だが、そういった方々においてもトヨタや日産やスバル等の左ハンドル車はまだ敷居が低く感じられるのか、ベルエアーで扱うアセントには日本中から問い合わせがあるという。その他日産系の逆輸入車両等にも多くの問い合わせが集まるという。

 そんな経緯もあって、ベルエアーにはアセントが定期的に入荷しており、今回は2023年型アセントの「プレミア」を取材した。

 ちなみに、以前にもアセントを取材しているのだが、その時は「リミテッド」であり、ボディカラーが紺に近いブルーであった。

 が、今回は「プレミア」であり、ボディカラーがホワイトであるから、一目見て違いが明確。

▲搭載される2.4リッター水平対向4気筒ターボエンジンは263ps/5600rpm、最大トルク375Nm/2000-4800rpmを発生させる。

▲インパネ形状も変わるところはないが、使用されるマテリアルが変わり質感の向上がなされている。

▲組み合わされるミッションは、パドルシフトで8段階操作可能なリニアトロニックCVT。

 「プレミア」はアセントのカナダ仕様の最上級グレードであり、インテリアのグレードも格段に上がる。くわえてボディカラーの変化でフロントグリル周りの雰囲気が激変しているから、購入を検討している方ならきっと迷うはず。

 というか、個人的にもホワイトの「プレミア」が圧倒的に魅力的に見える。

 というのも、以前取材したブルー系の濃いボディカラーだとブラック系のフロントグリル周りが沈んで見える一方で、ホワイト系のカラーだとブラックグリルが強調され、フロントマスクの輪郭もハッキリするから、印象が全く異なるのだ。

 くわえてブラウン系のレザーシートの質感も良く、ドアサポートに使用されているウッドの高級感も高く、それらがホワイトのボディカラーと非常に良くマッチしている。

 以前取材した「リミテッド」でももちろん満足出来るレベルだが、そちらの印象は国内スバルでも感じられそうな質感とも言えるが、「プレミア」だとそれよりも一段上質な空間設計がなされているから、例えば国内スバル車を一台持っている方の増車としてのアセントならあえて「プレミア」が良いのではないかと考える。

▲2連のアナログメーター中央には液晶表示が組み込まれる。視認性やフォント、デザインの良さも満足感に繋がる。

▲パドルシフトによって8段階操作可能。

▲センターコンソールに装備される11.6インチのインフォメーションディスプレイ。マルチメディアや空調コントロールの設定を行うことが可能である。

 余談だが、ベルエアーには2023年型アセントの「リミテッド」を社用として使用しているのだが、今回そのアセントに少し乗せていただいた。

 で、結論から言うと「かなり良い」。正直、トヨタハイランダーやエクスプローラーよりも良いのではないか。特にボディ剛性が高く、ステアリングが非常にシャープでボディが非常に軽く感じられる。そして水平対向エンジンの息吹が何よりも心地よい。

 常々思うが、こうしたエンジンに特徴のある車両は本当に刺激的で楽しいものだ。しかも3列シートのミッドサイズSUVである。

 ミッドサイズのSUVは、世界中にライバルが多数いるが、アセントはその中でもトップランクに位置するほどの完成度を持っている。この完成度をもっと多くの方々に味わってもらいたい。

▲ブラウン系のシートがホワイトのボディによく似合っている。高級感あふれるシートである。

▲セカンドシートはキャプテンタイプで余裕の空間が手に入る。

▲ミッドサイズの3列目シートであるが、非常に真面目な作りがなされており、大人でも耐えうる空間はさすが。

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