更新日:2023.04.07
文/田中享 写真/ステランティス
ジープラングラーJL型は2018年に発売を開始しているから、今年2023年で通算5年目のモデルということになる。
が、ジープブランドは2025年に全車EV化(ハイブリッド含む)を公言しており、実質あと2年後に本当に実行されるとするならば、ラングラー(ガソリンエンジンモデル)はこのままの形を維持したまま生産終了もあり得るか? と考えていた。
とはいえ、アメリカ本国では2020年に登場したフォードブロンコが市場のライバルとなり、バチバチの競合車として存在していることから、常にフレッシュな情報が求められる。果てさてどうするか?
そんな中で2024年モデルのラングラーが発表された。予想を裏切りフェイスリストを敢行し、インテリアではタッチスクリーンの大型化を行うなど、リフレッシュさせてきた。
まずフェイスリフトは、7スロットグリルの変更である。具体的には7スロットグリル全体を小型化している。それに伴いメッシュグリルが以前よりも強調されるようになり、結果7スロットグリル全体がブラックアウトされているような雰囲気をもたらしている。
また、この新しい7スロットグリルは、ルビコンに装着可能な8,000ポンドのWarn製ウインチを取り付けるスペースも確保されている。
同時に17インチから20インチまで10種類のホイール装着が可能となり、専用のスカイワンタッチパワートップを含む複数のオープンエアフリーダムオプションが備わった。
一方インテリアでは、クラス最高の12.3インチタッチスクリーンとUconnect5システムを備えたまったく新しいインパネを採用し、また安全装備ではカーテンエアバッグが新たに追加されている。
これら2024年モデルの発売時期に関してはまだ未発表だが、すでに写真は公開されているから、遠からず正式発表されるはずである(本国現地にて)
モデル末期と言えそうなジープラングラーだが、まだまだ新鮮さを失わせない工夫はさすがである。
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