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連載 REGULAR ARTICLES 新旧ジープ・コンパスのカスタムを考える その1初代(MK型)と2代目(MP型・現行モデル)ジープ・コンパスを比較検証

新旧ジープ・コンパスのカスタムを考える その1

ジープの小型クロスオーバーSUV『JEEP COMPASS』について

埼玉県熊谷市のS&RTが制作した新旧のジープ・コンパスを取材して感じたことを書いてみました。モデルチェンジして現代的なCUVとして生まれ変わった現行MP型と、そう苦労することなく程度の良い中古車を購入できる先代MK型、それぞれの魅力や特徴を筆者なりに考えてみました。

更新日:2018.10.01文/田中 享(Tanaka Susumu) 写真/田中 享(Tanaka Susumu)

取材協力

S&RT 熊谷
TEL 048-599-0770 [ホームページ] [詳細情報]

ジープ前橋
TEL 027-210-5117 [ホームページ] [詳細情報]

S&RTの新旧コンパスのデモカーを取材したのがきっかけ

 埼玉県熊谷市のS&RTさんで、2017年に2代目として登場した現行ジープ・コンパスと、先代モデルとなる初代ジープ・コンパス(後期型)のカスタムカーを立て続けに取材して、「面白いな」と思った点をまとめてみました。

 初代ジープ・コンパスのデビューと、2代目ジープ・コンパスへのモデルチェンジには10年以上の開きがあるので、両車を並べて比較したことってなかったんですが、両車を同時期に取材したことで、「けっこう違うな」と思ったのがこの記事を書こうと思ったきっかけです。

↓ジープ・コンパスの関連記事はこちら
>>S&RT ジープ・コンパス・ストラダーレ Part1
>>S&RT ジープ・コンパス・ストラダーレ Part2
>>先代ジープ・コンパスをカスタム&ドレスアップ
デビュー時のジープ・コンパスは丸型ヘッドライトを採用していました。当時は「スポーティ&スタイリッシュな都市型CUV」などと宣伝されていましたが、現代の感覚では割と地味というか、普通な感じですね(笑)。
マイナーチェンジでフェイスリフトされたことで、印象が大きく変わりました。ヘッドライトの印象が強いからでしょうが、パトリオットの兄弟車というより、グランドチェロキーの弟分というイメージですね。
以前に紹介したS&RTのデモカーですが、全体的なスタイルはそのままながら、ローダウン&タイヤ&ホイール交換でロー&ワイド感が増したことで、ノーマルからはかなりイメージが変わっています。

初代ジープ・コンパス(2006-2017y)について

 まず、ジープ・コンパスというモデルの歴史を簡単におさらいしてみます。

 初代ジープ・コンパスが登場したのは2006年。1月に開催された北米国際自動車ショー(デトロイト・オートショー)で発表され、その年のうちに生産が開始されました。

 初代ジープ・コンパスのプラットフォームは、ジープ・パトリオットと共通のMKプラットフォームですが、このプラットフォームは、ダイムラー・クライスラーとして三菱自動車と共同開発したGSプラットフォームが元になっています。
 シャシーを共有するパトリオットが、XJチェロキーのボディにラングラーの顔を付けた様な、いかにもジープ的なスタイリングであったのに対し、コンパスの方はハッチバックスタイルをベースにした、スポーティな都市型CUVというコンセプトでした。
 ちなみに、日本ではパトリオットは2007年から発売されましたが、フロントのデザインが「歩行者頭部保護基準」を満たしていないということで、2013年に輸入販売を中止。それと入れ替わるようにコンパスが輸入されることになりました。

 初代ジープ・コンパスには3種類のエンジンが搭載されていましたが、このうち日本に輸入されたのは2リッター直4と2.4リッター直4の2種類。いずれも直列4気筒DOHC16バルブで、最高出力&最大トルクは、2リッター直4の方が156ps(115kW)/6300rpm&19.4kg・m(190N・m)/5100rpm。2.4リッター直4の方は170ps(125kW)/6000rpm&22.4kg・m(220N・m)/4500rpm。2リッター直4がFFに搭載され、2.4リッター直4の方はフルタイム4WDに搭載されていました。

 トランスミッションは、2.4リッター直4+フルタイム4WDの方はモデルを通じて6ATでしたが、2リッター直4+FFの方は年式によってCVTと6ATがありました。

 なお、初代ジープ・コンパスはマイナーチェンジの際にフロントマスクが大きく変わっていますが、後期モデルヘッドライトは4代目グランドチェロキー(WK型)と共通となっています。現行ジープ・コンパスのデザインは、「ミニ・グランドチェロキー」みたいに言われる事もありますが、その流れは初代の後期モデルから踏襲されているわけです。

 ところで、筆者的に初代ジープ・コンパスのポイントのひとつだと思うのが、ホイールのナット座ピッチ直径、つまりP.C.D.(Pitch Circle Diameter)です。初代コンパスのP.C.D.は「114.3」なのですが、これは小型車としてはかなりポピュラーなサイズで、アフターマーケットのホイールの選択肢が豊富です。これはつまり、気に入ったデザインのホイールを探しやすいという意味であり、初代コンパスの114.3というP.C.D.は隠れたセールスポイントだと思います。

2代目(現行)ジープ・コンパス(2017y-)について

 2代目ジープ・コンパスがデビューしたのは2017年ですが、2016年のロサンゼルスオートショーでお披露目されています。

 シャシーはジープ・レネゲードなどと同じFCAグループのモジュラープラットフォーム「スモールワイド 4×4 アーキテ. クチャー」を採用していますが、ホイールベースはレネゲードより65mmほど延長されています。この「スモールワイド 4×4 アーキテ. クチャー」は、FCAが新開発した最新のユニボディ(フレーム一体式のモノコックボディ)構造であり、レネゲード以外にもフィアット500Xにも採用されています。

 エンジンは、1.4リッター直4マルチエア直噴ターボ、2.4リッター直4マルチエア、2リッター直4マルチジェット・ディーゼルの3種類が用意されていますが、日本に正規輸入されているのは、現時点では2.4リッター直4マルチエアの1種類のみ。最高出力&最大トルクは175ps(129kW)/6400rpm&23.4kg・m(229N・m)/3900rpm。スペック的には初代と大差ありませんが、実際に運転してみるとエンジンフィールは完全な別物です。
 日本人が好みそうな1.4リッター直4マルチエア直噴ターボを導入していないのは、レネゲードとの棲み分けのためだと思われますが、新型ジープ・ラングラーや新型ジープ・チェロキーが2リッター直4ターボを導入することを考えれば、将来的には1.4リッターの方も導入される可能性もあると思います。

 トランスミッションはFFが6ATでフルタイム4WDが9ATとなっています。

 グレードの基本ラインナップは、価格の安い順に「スポーツ」「ロンジチュード」「リミテッド」の3種類で、これ以外に「ローンチエディション」「セーフティエディション」「ナイトイーグル」といった特別仕様車が台数限定で発売されています。

 ちなみに、ホイールのP.C.D.は「110」で、こちらは初代モデルで採用されていた「114.3」ほどポピュラーなサイズではなく、ホイールを交換する際には少し苦労すると思います。
全長×全幅×全高といった基本的なボディサイズは、実は初代モデルと大差ありません。しかし、ボディが厚めでウインドーの天地が狭い現代的なデザインな分、新型の方がかなりボリューミィな感じを受けますね。
新型ジープ・コンパスはよく「グランドチェロキーをコンパクトにした感じ」と言われますが、S&RTの制作したデモカーは「ミニ・グランドチェロキーSRT8」といった感じに仕上げられています。

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