更新日:2016.11.04
文/編集部 写真/トヨタ自動車
一見するとトヨタランドクルーザーだが、見た目に速さを感じさせるSUV。低められた車高にフロントリップスポイラーが異様な雰囲気を漂わす。
トヨタのリリースによれば世界中のスポーツカーを追い回すことが可能という。当たり前だろう。なんせ2000hpである。時速320kmを実現するというから、笑い事ではない。
3UR-FE 5.7リッターV8の頑強さがなければ成立しないチューンだというが、それにしてもやりすぎではないか? まるでブガッティベイロンのようなパワーである。
上記のV8エンジンにバレーボールサイズのギレット製ターボチャージャーをシリンダーの各バンク付近に設置し、フロントグリルにはスクリューを埋め込み、強制的にエアの導入を導いている。ちなみにエンジン内部はフルチューンに近い強化パーツで満たされている。
車内にはロールケージにバケットシートが組み合わされ、ATIミッションで操作する。
足回りは、強化ブレーキはもとより、MOMO製ホイールにアイバッハ製スプリング、FOX製ショックの組み合わせである。
この車両は、あくまでセマ用のショーカーということになるのだろうが、今や旧態依然の象徴のように捉えられているフレームボディのSUVをベースに、ここまでのカスタマイズカーを製作してくる米国トヨタに、らしさを感じてしまうのである。
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