少し前の話で恐縮だが、今年2017年2月5日にアメリカ最大級のスポーツイベントであるスーパーボウルが行われた。スーパーボウルとは、アメリカ4大スポーツのひとつであるアメリカンフットボールの優勝決定戦。
今年はAFC王者ニューイングランド・ペイトリオッツとNFC王者アトランタ・ファルコンズが対戦し、スーパーボウル史上初のオーバータイムでニューイングランド・ペイトリオッツが34-28で勝利した。
ここからは受売りだが、スーパーボール当日は、スーパーサンデーと呼ばれる事実上の祝日であり、感謝祭についで二番目に食料が多く消費される日という(飲み食いしながら試合を見るということ)。このスーパーボウルの視聴率は25年連続で40%を越え、昨年2016年は49%を記録。ざっと1億6000万人以上が観戦したと推定されるもの凄い一日なのである。
ちなみに、このスーパーボウルにおける見物のひとつにハーフタイムショーが挙げられる。今年2017年はレディーガガが登場し、この当時はトランプ大統領に対する政治的発言が物議をかもしたりと、何かと話題の多いハーフタームショーではあった。
で、こんな化物視聴率を稼ぐテレビ中継の合間に流されるコマーシャルは、当然ながら世界でもっとも高額な料金となり、だが一方でこのCM枠に大手企業が惜しみなく大金をつぎ込むことでも有名なのである。30秒のCMでざっと4億円超もザラというが、大手ブランドとしてのブランドステイタスを満たすCM枠ということである。
今年は、またまたトランプ大統領にちなんで某ビールCMに非難が集まったのも記憶に新しいが、ここで紹介しているウエザーテック(WeatherTech)もこの試合中継の合間にCMを流していたのである。
要するに、それだけ資金力のある大手企業であるということと、そこにCMを出すほど全米で知られているブランドネームであるということである。
ウエザーテック(WeatherTech)とは、米国に拠点を置く1989年創業のアクセサリーパーツメーカー。素材を含め最新技術を駆使して製造するラバー製フロアマットは高級自動車メーカーにも純正供給されるほど。世界トップクラスの品質を誇る巨大メーカーである。
特徴は、車種専用の3D計測で制作されたラバー製フロアマットであり、前方、後方、サイドまでの完全密着のフィッティングを実現するため、汚れを車両のフロアまで浸透させない。すなわち、汚れの受け皿となり汚れからフロアを守るのである。
一般的に車両のフロアマットといえば、布地をイメージするだろうし、たとえば雨や雪で濡れた靴や泥だらけの靴、砂や小石、ゴミや車内での飲食による食べこぼし等、布地のフロアマットにはたくさんの汚れが付着し染み込みが始まっていく。時間が経てばマット経由で悪臭を放つこともしばしば。
だが、ウエザーテックのラバーマットならそういったゴミや汚れや悪臭で悩む必要がまったくなくなる。ゴム製であるから水洗いが可能であり、同時に素材自体のゴム臭さは微塵もなく、また四季のある日本の厳しい環境下でも、変形、ひび割れの心配もまったくない。
「特許を取得しているマルチレイヤー素材など、独自開発の高品質マテリアルによって作成されています。また世界のあらゆる環境下で使用されることを想定しているため、寒暖の差が激しい日本での使用においても変形したりひび割れしたりするような心配はありません。耐摩耗性にも優れており、長期にわたってお車を保護することが出来ます」とは阿部商会の栗屋さん。
日本では、布地でできたカーマットが主流であり、布地の変更やカラーステッチ等デザイン的なこだわりをオリジナルで具現化することは可能であるが、実用的な質実剛健的ラバーマットは、日本製ではほとんど見かけない。
一方本国アメリカでは、マットといえばウエザーテックであり、ラバー=安物といった概念もなく、メルセデスユーザーやBMWユーザーでさえも積極的にチョイスする高級マットとして認知されているのである。
正規輸入元である阿部商会のカタログを見ればわかるが、欧州車の適合表にはアルファロメオやフェラーリといったイタリア車からフランス車、イギリス車、そしてドイツ車までを完全網羅している(日本車用もある)。
北米車においては、その数の多さからカタログ掲載が不可能であるため適合表はネット検索となるが、その数、全車含めて900を超える(現在でも増え続けている)というから凄まじいバックアップ体制だろう。
なお、カラーは、ブラックのほかにグレーとタン(ベージュ)があり、グレー一辺倒のアメ車のインテリアを貫くこともいいだろうし、タンを使用することでインテリアの雰囲気を格上げすることも可能である。
日本でも、一部のアメ車屋さんにおいてはウエザーテックの良さがすでに認知されており、それは本国から並行輸入したバンやSUVにすでに搭載されていたからといい、「フィッティングのもの凄い良い実用マットであること」を身をもって体感しているからである。日本にて車内クリーニングしてみると、フロアがまったく汚れていない。だから、マットを車両に装着したまま納車したという業者さんも数多いという話である。
筆者的には、「どうせアメ車に乗るならアメリカ製品でまとめたい」との思いもあり、またアメリカ的なハイテク思想や質実剛健さがたまらなく好きであり、このウエザーテック製品はそうしたアメリカ好きにはたまらなく響く製品だと思うのである。
<関連記事>
>> ウエザーテック (WeatherTech) vol.2 を見る
>> ウェザーテック日本語オンラインサイト を見る
こちらがスーパーボウル中に流されたウエザーテックのCM。
こちらはウエザーテックのCM。
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