更新日:2017.11.17
文/編集部 写真/FCA
840hpで登場したダッジチャレンジャーSRTデーモンに続き、次なるチャレンジャーの派生モデルは、ヘルキャットベースのワイドボディ仕様だった。
ノーマルヘルキャットに3.5インチ(約89ミリ)のフェンダーフレアが追加され、同時に装着タイヤが一層極太になる。ノーマルのヘルキャットでは275/40R20インチだったが、ワイドボディ仕様では305 / 35ZR20インチのピレリPゼロパフォーマンスタイヤ。
これによりテストサーキット走行においては、1ラップにつき2秒ほど速くなり、一周につき車両13台分の距離差が生まれるという。
また、このワイドボディ仕様には、SRTドライブモードを搭載した電動パワーステアリングが標準装備され、ハンドリングの向上に寄与している。
搭載されるエンジンは、同様の6.2リッターV8スーパーチャージャーで707hp、最大トルク650lb-ftを発生させ6速MTもしくは8速ATと組み合わされるが、ワイドボディの登場によって、そのパワーをより一層コーナリング中に使いこなせる状況になっている。
<主なメーカー発表タイム>
■1.7マイルのコース走行では1ラップにつき2秒差でワイドボディが速い
■0~1/4マイル加速では、ヘルキャット11.2秒、ワイドボディ10.9秒
■横G加速では、ヘルキャット0.93g、ワイドボディ0.97g
■0~60mph加速では、ヘルキャット3.5秒、ワイドボディ3.4秒
ということで、上記の数字を見ればわかるが、直線加速的な部分での変化はあまり大きくなく、横Gのかかる走行条件においてグリップが増し速くなっているということである。
本国にてこのワイドボディが遂に発売になった。日本にても人気爆発は間違いないだろう。
12,810円
PERFORMANCE
6DEGREES
17,298円
PERFORMANCE
6DEGREES
18,420円
PERFORMANCE
6DEGREES
2,090円
MAINTENANCE
6DEGREES