更新日:2018.10.29
文/椙内洋輔 写真/FCA
2019年型のダッジチャージャーは、基本ベースが変わらずに、新たな装備とデザイン上の変更、主にダブルエアダクトを設けたフロントグリルの変更と各部の熟成がポイントであった。またインテリアではトリムの仕様変更がもたらされている。
この新たな装備とは、発進補助機能やラインロック、さらにはブラスモンキーの20インチホイール、ブラックフードのオプションといったところ。
だがこのたび、追加のオプション装備が発表された。それがデュアルストライプ。まあ、マスタングあたりだとある意味「当たり前の装備」的な見方もあるので今更感も正直してしまうのだが、チャージャーの場合にはこれまで意外に大人しかった、とも言われる存在だけに、こうしたオプションは嬉しい限り。
で、今回追加されたストライプはチャージャー全体のモデルに関係している。まずヘルキャットには、これまでガンメタグレーとカーボンストライプが可能であったのだが、今回新たに赤と青とシルバーのストライプが装着可能となっている。
一方、R/TとR/Tスキャットパックには、これまでストライプの装着が不可であったのだが、カーボンストライプの装備が可能となったということである(ボンネットのみブラックという選択肢もシブいが)。
単なるストライプの装着と思うかもしれないが、それでもエクステリアの雰囲気は変化し、より一段と硬派なマシンへと印象を高めている。世界中を探してもヘルキャットのような700hpオーバーのセダンはそうはないだろうし。
この先、チャージャーのワイドボディ、なんて言うのも登場するかもしれないし、今後ますます期待が持てる一台となったわけである。
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