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ルーフトップテント「クロウズネスト」を搭載して1泊2日のキャンプ

ハマーH3で行く リグレス ルーフトップテントの旅

自然を最大限感じながらのルーフテント宿泊が楽しい

今、世界中のキャンパーに大人気のルーフトップテント。そんなルーフトップテントを搭載したハマーH3に乗り、キャンプに行ってきた。

更新日:2019.12.19

文/石山英次 写真/中村文隆

取材協力/リグレス TEL 03-6820-2320 [ホームページ]
     インスタグラム @regressive_evolution TEL  [ホームページ]

盛り上がるアウトドアキャンプに新提案

 バーベキューやキャンプなどのアウトドアレジャーが再びブームを巻き起こしている。週末のバーベキュー場には人が溢れ、人気のキャンプ場ともなれば半年先の予約がすでに埋まっているという状態も珍しくはない。

 筆者も、バーベキューやキャンプは誘われれば行く、という程度だが興味はあるし、SNS上で他者のキャンプシーンを覗いてみたるすることも多々あって、「いつかは…」とは思うものの、事前にある程度の道具や知識を満たさなければならない初心者ならではのハードルを、いまだ越えられてはいない(笑)

 なのでどうしても「グランピング」というスタイルに興味を持つ。グランピングとは「グラマラス」と「キャンピング」を合わせた造語であり、贅沢にキャンプを楽しむ新しいアウトドア・ライフスタイルと言われている。

 たとえばキャンプでは、外で食事を作り、焚き火で暖をとり火を囲んだりして…。そして当然それらを自分たちですべて支度するわけだが、その火を起こす作業ひとつひとつがアウトドアの醍醐味になる。

 一方で、グランピングとは、自然のなかで同じくアウトドアを感じながらも、それらの準備や片付けをしなくても良く、もっといえばベッドやお風呂などの水まわりが用意されていたり、空調が効いている部屋で眠ることができたりする。

キャンプやバーベキューは好きだが、自ら率先して活動できない初心者にとっては、フルのDIYキャンプよりもグランピングの方が入りやすかったりする。

そんな中で「グランピング+ルーフトップテント」をレンタルしているリグレスを取材した。リグレスのレンタカー、ハマーH3には、 FELDON SHELTER(フェルドンシェルター)製のレギュラーサイズのルーフテントが装備されている。

今回は「リグレスルーフトップテントの旅 in 南伊豆」に同行し、ルーフトップテントのキャンプに同行した。08年式のハマーH3に乗り出発。車両のレンタル場所は京都足立区鹿浜。そこから首都高速に乗り伊豆を目指す。

ルーフトップテントを広げるとご覧のような状態になる。まるで大陸横断の冒険車のような雰囲気にも見える。単純にめちゃくちゃカッコイイ。

キャンピングカーでは味わえないルーフトップテントの魅力

 すなわち、ラグジュアリーな快適キャンプとも言い換えることができ、このグランピングも同様に大人気を博している。

 現在も続くキャンピングカー人気の根底にあるのも、このグランピング的な発想の延長線上だろうし、今年のセマショーで大人気を博していたルーフトップテントは高価なキャンピングカーは買わずとも、ルーフにテントを搭載することでキャンピングカー的存在に変化させ、さらにキャンピングカーでは味わえない景色と冒険を身近にすることが可能なアイテム、だからこその人気と言われている。

 とはいえ、その一方で、キャンピングカーや上記グランピングのホテル施設による宿泊は快適ではあるが、野外のテントに伝わる自然の気配を遮断すことになり、そうしたキャンプ形態ではアウトドアの魅力が半減するとの向きは実際に多い。

 だから、昼間はグランピングで快適キャンプを楽しみ、夜は自然を感じながらテント宿泊を楽しむ「グランピング+ルーフトップテントによる宿泊スタイル」が今、新たなブームになりつつあるのである。

南伊豆に到着すると、今回の旅をコーディネートしてくれる現地スタッフと合流する。この方の先導によりトレッキングに出かける。この段階からキャンプスタート。

トレッキングは、山の雰囲気、景色を気軽に楽しみながら歩き、登山ほど特殊な装備や体力は必要ないためオススメ。

南伊豆の大自然のゆっくり流れる時間を堪能し撮影が楽しめます。

今回はトレッキングをチョイスしたが、南伊豆の美しい海でカヤック等水辺でのアクティビティも可能とのこと。

リグレスの新しい試み「レンタカー」

 で、そうした新しいスタイル「グランピング+ルーフトップテント」をレンタルしているというリグレスを取材した。同社のレンタカー、ハマーH3で行く新スタイルキャンプに同行したのである。

 リグレスのレンタカー、ハマーH3には、 FELDON SHELTER(フェルドンシェルター)製のレギュラーサイズのルーフテントが装備されており、1泊2日、もしくは2泊3日でクルマごとレンタルできる。

 くわえてリグレスと提携している千葉館山、もしくは南伊豆方面のキャンプ場施設も同時に予約すれば、グランピングに近いあらゆるキャンプ行動の面倒を見てくれる場所&現地スタッフが付き、ハマーH3を運転して現場まで行くだけで至れり尽せりのキャンプ体験が可能になる。

 もちろん、ハマーH3のみをレンタルし、ご自身所有のキャンプ道具を満載して好みの場所へ向かうオリジナルなキャンプも可能であるから、このレンタルの可能性は無限大と言っていい。

 さて、取材当日。注意事項としては、レンタルに必要な事前指南を受ける必要がある。特に車両のみを借りて独自キャンプに行く方々は、車両をレンタルする日にルーフテントの組み立てに関するいくつかのレクチャーを受けなくてはならない。

トレッキングをして山頂に到着。

昼食は事前に購入した軽食。見晴らしのいい高台からの景色は昼食の美味しさを倍増させる。休憩、軽食後下山を開始。

再び移動し、キャンプ地に到着。ここでルーフトップテントを開き、会場設営を行う。テントの開閉については、同行しているスタッフが手伝ってくれるから安心。車両のみのレンタルの場合は、レンタル前にテント開閉に関しての事前レクチャーを受ける必要がある。

設営場所にクルマを止めたら、カバーを外し、本体に付属するハシゴを引っ張り出すことで2分割されているテントが広がる仕組みになっている。

ハマーH3というレンタカーの趣味の良さ

 ただし、今回は「リグレスルーフトップテントの旅 in 南伊豆」をセット予約したということで、そうしたレクチャーは受けずとも、現場に行けば提携スタッフがすべてやってくれるわけだからひと安心。

 今回の南伊豆への往復には取材陣も同行しリポート。

 ということで、08年式のハマーH3に乗り出発。車両のレンタル場所が東京都足立区鹿浜になるから、その場所から一番近い首都高速インター鹿浜橋から高速に乗り伊豆を目指す(実際にレンタルする場合は、自分のクルマで来て置いていくことが可能)。

 ちょっと余談だが、このハマーH3、走行5万キロの中古車ベースであり、久々の試乗だったが、じつに面白い。もともとハマーH3は、2005年から日本に正規輸入され、07年に若干のマイナーチェンジを果たしている。

 さらに08年からゼネラルモーターズジャパンに販売が移管されたことにより、右ハンドル仕様が設定されるなど、日本市場にマッチさせようと、メーカーがかなり力を入れていた力作であった。

 このH3、当初は3.5リッター5気筒エンジンから220psのパワーを発生させていたが、07年に排気量が3.7リッターに拡大され245psに出力が向上してからの評価がかなり高かった。

 このリグレスのレンタカーも後期型ベースということであり、走行性をも楽しみながらキャンプ場へ向かうことができたのである。

 途中、休憩をはさみ、出発から約3時間。南伊豆に到着。普段の愛車とは異なるハマーを楽しみながらのドライブはあっという間だった。

ご覧の通りの設置完了。テント開閉にかかる時間はおよそ10分。地べたに張るテントだと30~40分は余裕でかかるから、その時間を別な楽しみに使えたりもする。

早速、テント内にて着替え。せっかくのキャンプをより楽しむために。

ちなみ、ルーフに載る堅牢なドーム型のテント内はこんな感じに。アウトドアキャンプでありながらも、また違った非日常が味わえる。

ニュージーランド発の堅牢ルーフトップテント

 まずは、車両を止め、トレッキングに出発する。たった今からキャンプ一日目が始まる。トレッキングは、山の雰囲気、景色を気軽に楽しみながら歩き、登山ほど特殊な装備や体力は必要ないため、オススメ。

 その途中、伊豆沿岸を見下ろす絶景ポイントで軽食をとることに。ここではコンビニ購入したサンドイッチとお菓子等。

 そして再び歩き、ハマーに乗り移動約30分程度のキャンプ場へ向かいチェックイン。現場でルーフテントの設置を含め、もろもろの設営を開始する。

 ここからは、自分たちがくつろぐスペースの設営&夕食の準備。まずは、ちょっと休憩しリラックスタイムをはさみながら焚き火の火起こし。こうした作業には予約したキャンプ場のガイドスタッフが色々とアドバイスしてくれ、夕食の準備も中心となって行ってくれる。

 今回の夕食は、キャンプ料理の定番ダッジオーブンを使った料理という。写真を見ればわかるが、めちゃめちゃ豪華。もちろんうまい! 久々のキャンプだが、アウトドアの雰囲気がうまさを倍増させる。

 同時に、今の季節、虫などを気にせず、ちょっと肌寒季節だからこその心地よさがある。頭上を覆う満点の星空も最高!

 夕食後にワインを飲み、焚き火を囲みながらの自由時間。そしてテントに宿泊。

 ハマーに搭載されているルーフテントは、ニュージーランドのルーフトップテント「クロウズネスト」。Feldon Shelter社製トップレンジモデルであり、ニュージーランドの過酷な気象条件にも耐えうる、非常に頑強かつ豪華なテント。

 ニュージーランドは、いまだ手付かずの大自然が残る地域があり、「一日のうちに四季がある」と言われるほど天候の変化が激しいという。

 そんな国で開発されたルーフテントであるからこそ、日本の四季にも余裕で対応でき、また耐久性が高いからこその質感を備えており、グランピングに相応しい豪華なルーフテントとして、キャンプ愛好家から一目置かれている存在なのである。

キャンプメインの夕食の準備。同行のスタッフが調理してくれる。一方で、自ら調理に加わっても問題なし。

キャンプ料理の定番ダッジオーブンを使った料理がメイン。もちろん絶品。

フェルドンシェルターのルーフトップテント自体を購入し、ルーフトップテントとキャンプを自分の愛車で楽しむことも是非オススメである。

車体のルーフ上でが味わえる「非日常」が超新鮮

 しかも、アウトドア王国ならではのデザインの良さ。ハマーH3とのコラボも抜群の相性の良さを見せる。まさしく大陸横断の冒険車さながらの気分。もちろんジープ等にも最高のマッチングを見せるだろうし、アメ車のデカいボディにはよく似合うだろう。

 このテント、背の高く体格のいいニュージランド人により設計されているため背の高い人でも余裕で過ごせるサイズ感だから、本当に快適。

 おおよそダブルベッドサイズでメーカー規格では大人2名分子供1名犬1匹就寝サイズ。オープン時:141×240×125cm(クローズ時:141×120×30cm)。テントの耐荷重は300kg。240cmの奥行きと相まって、中にはマットレスが敷かれており、360度、どの方向からも景色が楽しめる窓と蚊よけのメッシュが標準装備される。

 こうしたテント宿泊は、どこかに不自由を感じさせそうなものだが、このクロウズネストは本当に快適。そして車体のルーフ上で非日常が味わえる新鮮な味わいが超感動的だった。こうして一日が終了。

 翌朝、コーヒーや朝食が用意されている。もちろん、これらも予約メニュー内に含まれている要素という。

 翌朝は、AM10時にチェックアウトし、帰路へと向かう。当然、帰りの渋滞等を予測し、早めの時間帯での帰路で終了した。

 こうしたレンタルの試みは、クルマ好きかつアウトドア好きな方々には当然として、まったく不慣れな体験をしてみたいなど、活用方法はさまざま。もちろん、ハマーH3に乗りたいから、という理由もありだろうし、ルーフトップテントを体感してみたい、という単純な理由にも向いている。

 もしくは、キャンプにはまったく興味がなくとも、車中泊メインの足としても十分に面白い存在だと思うから、非日常を味わえる体験として、彼女に一日レンタルをプレゼントするのも面白いかもしれない。

 なお、フェルドンシェルターのルーフトップテント自体を購入することも可能だから、新たなキャンプ形態としてのルーフトップテントを自分の愛車で楽しむこともオススメである。

キャンプやアウトドアアクティビティの楽しさはもちろんだが、ルーフトップテントに宿泊すること自体が一大イベントのようでもあった。


■ルーフテント付きハマ~H3レンタカー
1泊2日 48時間 ¥49,800円基本料金
以降12時間ごとに¥12,500円
初心者レンタルセット(テーブル、椅子、ランタン、シュラフ-5度程度)¥5,000円

■<リグレスルーフトップテントの旅 in 館山>
1泊2日2名まで 48時間¥74,800円
1名追加ごとに大人¥10,000円 子供5,000円
以降12時間ごとに¥12,500円
初心者レンタルセット込み
提携先キャンプ場でテントの設営、撤収の手伝いあり
現地にてバーベキュー、バーベキューセット、焚き火台のレンタルあり
食材を持参することも可能

■<リグレスルーフトップテントの旅 in 南伊豆>
1泊2日2名まで 48時間 ¥99,800円
1名追加ごとに大人¥20,000円 子供¥10,000円
以降12時間ごとに¥12,500円
初心者レンタルセット込み
リグレスの南伊豆チームのスタッフが翌日撤収まで全てをおもてなし
トレッキングプランとカヤックプランがあり
カヤックは1名¥5,000円追加

■FELDON SHELTER ルーフトップテント
フェルドンシェルター

価格29万8000円~

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