2014年型としてデビューした現行C7コルベットは、アメ車専門誌以外の自動車雑誌でも絶賛されている。普段はポルシェやフェラーリの事しか書かないようなモータージャーナリストでさえ、今度のコルベットに関しては好意的な論調でインプレッションを行っている。
1人のアメ車ファンとして、アメリカンスポーツカーの象徴とも言えるコルベットが、著名なモータージャーナリストやライターから褒められるのは素直に嬉しい。ただし、その反面で「何を今さら」と思う自分も何処かにいる。これは「アメ車の良さがやっと分かったか」といった上から目線の感想ではない。もっと謙虚に「いやいや、コルベットは昔から良かったんですよ」と言いたい気持ちというか…。
また同時に、コルベットというクルマの本当の実力が世間一般に認知された事に対する嬉しさがある反面、「本当は凄いんだぜ」といった知る人ぞ知る部分がオープンにされた寂しさも少し(笑)。
筆者が感じているこの辺の微妙な感覚、おそらく昔からアメリカンスポーツカーが好きなアメ車ファンであれば、少しは分かってもらえるのではないだろうか?
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