更新日:2020.03.03
文/椙内洋輔 写真/フォードモーター / motor1
フォードがティーザー動画でブロンコの情報を発信したのが昨年11月。その時点で「来春登場」ということだったから、あとちょうど一ヶ月くらいでニューブロンコのお目見えである。
ニューブロンコのベースになるのはレンジャーということでミッドサイズであることは間違いない。搭載されるエンジンも2.3リッター直4がメインであり、ミッションは10速AT。ただし、7速MTが用意されている可能性も高く、ラングラーが独占しているオフロード走行への刺客としての役割も果たす。
くわえて「エアルーフ」と呼ばれるルーフとドアの取り外しを可能にしたモデルも後にラインナップに加わる予定とか。旧ブロンコのリムーバルルーフのように。下記テスト車両の画像を見てもわかるが、ルーフに何かしらの特徴が隠されていることがよくわかる。
そしてデザインはアーリーブロンコのような復刻モデルが期待されているが、その点についてはまったくの不明である。
ここ最近、トヨタFJクルーザーとジープラングラーとジープレネゲードを足して3で割ったような予想イラストを目にすることが多くなったが、その信ぴょう性についてもまったくの不明。ただし、ニューブロンコの購買層が「アーリー」を求めていることをフォード陣営は把握しているということだから、ついつい期待はしてしまう。
さて、上記にプラスしていくつかの情報がもたらされている。まだまだ噂の域を出ないが、一応報告しておこう。それは搭載エンジンに関するもの。上記直4以外にもV6、さらにはV8エンジンまで用意されるという。
徹底的にカモフラージュされてはいるが、あえてルーフ形状がわかるようにもしている(笑)。アメリカの新車スクープはだから楽しかったりする。
V6エンジンは、2.7リッターV6エコブーストツインターボであり、このエンジンはF150にも搭載されているから搭載自体は可能だろう。
一方でV8は、トップモデルのオフロードマシン的存在に「ブロンコラプター」と名づけ、そいつに搭載するという。
この情報自体はメーカーのオフィシャル報道ではないからあくまで噂レベルであるが、ひとつ言えるのが、ブロンコは多くのラインナップを持つ可能性が高いというもの。「ベース価格は3万ドルから」なんて報道もあるから、われわれ的には「エクスプローラーの下のモデル」として日本でも人気を博す可能性すら感じさせる。
まずはあと一ヶ月、情報を追い、とにかくデザインテイストを早く知りたいと思っている。
これだけ見るとラングラーのテスト車のようにも見える。だがブロンコ。ブロンコの実際の仮想敵はラングラーと言われている。
19,404円
PERFORMANCE
6DEGREES
19,998円
PERFORMANCE
6DEGREES
3,480円
MAINTENANCE
GDファクトリー千葉店
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES