更新日:2020.07.11
文/石山英次 写真/フォードモーター
2000年前半から始まったフォードの復刻物語。フォードGT、サンダーバード、マスタングといったモデルの復刻現代版をデビューさせたフォードは、2015年に「ブロンコ」の復活に触れ、コンセプトモデルを発表した(この時シェルビーコブラの復刻版のコンセプトカーも発表している)。そして2018年にはデビューという情報が駆け巡ったのだが、その後まったくの音沙汰なし。
フォードにおける復刻物語は頓挫、と誰もが思ったわけだが、2019年末、「仮想的ジープラングラーとした本格的オフロードモデルとしてデビューする」と突如発表され、スクープフォトがこれまた業界中を駆け巡った。
しかもその後、コロナウイルスによる工場停止ともに、リーク情報が溢れ、様々な憶測というよりは、ある程度確実な情報としてメディアを席巻。当サイトでも3回に分けその情報を掲載してきた。
が、このたび、フォード自身から正式なティーザー情報として上記2枚の写真が公開されている。一枚が、ブロンコのヘッドライト付近の写真。そしてトップ写真のブロンコファミリーの写真である。
2021年型としてデビューするブロンコには2ドアモデル、4ドアモデルが存在し、それとは別のモデル、ブロンコスポーツが存在する。ブロンコスポーツは、小型SUVという表現であるから、過去の復刻というよりはブロンコという名の新しい存在だと思われる。なお、新型ブロンコのデザイン意匠は1966年型に基づいているという。
さらに各モデルには3種類から4種類程度のラインナップが存在するということである、単純に3モデル×4ラインナップで計12種類のバリエーションが存在することになり(実際にはこれ以上のラインナップが存在するはず)、それをもって「ファミリー」という表現である。4×4モデルの走破性は、フォードラプターで培ったノウハウが注ぎ込まれているというから、ラングラーとの対決も見ものである。
以上の流れを持って、現地時間7月13日に正式発表され、その日から本国での予約が開始されるという。
見えそうで見えないですが、わずかに新型モデルが見れます。
>> 2021 フォードブロンコ続報 vol.3 を見る
>> 2021 フォードブロンコ続報 vol.2 を見る
>> 2021 フォードブロンコ続報 を見る
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES
35,530円
EXTERIOR
6DEGREES
8,151円
MAINTENANCE
6DEGREES
2,090円
MAINTENANCE
6DEGREES