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[特集]

ワンオフ製作のフェイスが生み出す2代目デュランゴの可能性

2005 ダッジデュランゴ

パフォーマンスアップとデザインのリニューアルを受けたカスタマイズモデル

2代目ダッジデュランゴの潜在能力の高さを認めながらも、上品ぶったスタイルに不満を持っていたレーストラックの高橋氏は、パフォーマンスアップとデザインのリニューアルを一気に行った。

更新日:2021.04.13

文/石山英次 写真/山田泰弘

取材協力/ジャパンレーストラックトレンズ TEL 0356613836 [ホームページ] [詳細情報]

「モディファイ職人」の流儀。

 2004年に登場した2代目デュランゴには5.7リッターV8エンジンが搭載されていた。レーストラックの高橋氏は当時からその魅力に注目。

 手を加えれば、マグナムやチャージャー等と同等のパフォーマンスが出せると踏んでいたからだ。

 早速ヘダース、ワンオフマフラー、ラムエアー、10段階切り替えのスロットルコントローラーでパフォーマンスアップを図り、同時にフェイスチェンジも行った。

 2代目デュランゴの表情は、品はあるがらしさに欠ける。HEMIエンジンを搭載していることを考えれば、それに見合う「速さ」と「迫力」が必要だろうと考えていたからだ。

 で、あらゆる可能性を探り出した一つの結論がチャージャーフェイスの採用だった。

 「2005年に登場したチャージャーのダッジらしいワルっぽさと迫力が衝撃的でしたから、それを何とか利用できないかと考えたのです」

チャージャーの面影を投影するマスクを新たに製作。フロントグリルのサイズを変更し、その上部にバグガード付きのエアダクトを設けて全体のバランスとデザインを調整した。

 確かに面白い発想だが、当然フェイスチェンジ用のキットは存在しないからゼロから作るオリジナルカスタムになる。

 しかもチャージャーのフェイスとデュランゴのボディサイズが全く異なるからそのまま移植交換できるはずもなく、仮組み状態が出来るまでに二ヶ月間を要したという。

 その間にチャージャーの顔をデュランゴのサイズ用に合わせ縦横比を変え、逆に足りないところは伸ばしバランスを取ったが試行錯誤は続く。最終的にグリルサイズで調整し、その上部にエアダクトを設けて遂に完成となったのである。

 と同時にそれまで履いていたワークの20インチホイールを脱ぎ、新たにSRT用の22インチホイールを装着することで、そして赤いレーシングストライプを入れることで、チャージャー的要素を増やすことにも注力したのである。

 言われなければ2代目デュランゴであるということすら全くわからない迫力に満ちた風情。重低音サウンドを轟かせたオリジナルマシンの不気味さにか、街ゆくクルマたちが勝手に道を開けてくれるのだ。

エンジンは5.7リッターV8HEMI。へダース、ラムエアー等を装着して吸排気系をチューン。プラス10段階切り替えのスロットルコントローラーによって爆発的な加速が生み出される。

■2005
Dodge Durango 5.7 HEMI

(スペック)
Custom Spec.
・グリル|Charger Styleワンオフ
・ヘッドライトカバー|スモーク
・ヘッドライトハウジング|ブラックアウト
・ボンネットフェアリング|Weather Tech
・ホイール|SRT Styleワンオフペイント
・タイヤ|NEXEN 305/40 R22
・サスペンション|2インチダウンサス
         強化スタビライザー
・マフラー|可変バルブ付ワンオフ
・エンジン|ラムエア/ヘダース
      スロットルコントローラー

それ以前は20インチホイールを履いていたが、チャージャーフェイスに伴ってSRT用の22インチホイールに換装。チャージャー的要素をあえて増やすことに努めたという。

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