ブルーカラーのオイルというのが非常に珍しく、また性能の高さに多くのユーザーが注目しているというトライボダインの各種オイル。実際に使用されたユーザーから多くの反響が届いている。
例えばチャレンジャーにおいては、他社製ハイスペックオイルからの交換でもメカニカルノイズがあからさまに減少し燃費の向上が明らかになったというし、コルベットC7では油温が明らかに低くなったという。またコンプレッションが落ち気味のある車両においては、エンジンオイルを変えただけで不調がある程度改善したというから素晴らしい。あとオイル量の少ない軽自動車では、特に吹け上がり向上等の効果が体感できやすいという。
というか、単なるオイルではあるが、だからこそ侮れないとも言えるのである。
「一年エンジンオイルを替えてない」なんてユーザーさんがいるという話をたまに聞くが、オイル交換を怠るとエンジン性能や耐久性に悪影響を与える可能性が高まるので注意すべきである。
特にアメ車の場合、大排気量エンジンならではの発熱等による負荷が激しく、その高負荷からエンジン内部をきちんと保護するオイルが求められる。
そういう意味ではトライボダインのオイルは他社製品と比較して油膜強度が圧倒的に高く、過酷な状況でも内部部品を摩耗から守ってくれるという最大の特徴があるため、どのような車両にも相応しいオイルなのである。
くわえてHPPの長池氏は、このオイルを取り扱うにあたりデモカーのシボレーコルベットZ06(C6)のエンジン、ミッション、デフに同オイルを使用し、テストを繰り返し行ってきた。
エンジンはもちろんだが、ミッションとデフにおいては高負荷がかかるサーキット走行において、同じような条件で走行しても他社製ハイスペックオイルよりも明らかにブローバイが低減し(というよりほぼ皆無になった)、メーカーが公言しているオイルの効果を実際に確認している。
さらに自社ダイノを使用し長時間の高負荷テストを実施する等してオイルと車両の性能チェックを徹底することで、オイルの性能を自ら体感&実証してきているだけに、ブランド名や価格に惑わされない本物を求める方にも使用して欲しいオイルなのである。
ちなみにノーマル車両、チューニング車両問わず使用可能ということだから、いかにこのオイルが優れているかが分かるだろう。
エンジンオイルは、ハイスペックなTRI-EX2の0W-20、5W-20、5W-30、5W-40、15W-40、20W-50と幅広いラインアップを導入、ギヤオイルはTRI-EX2の50W、75W-90、75W-140、LSD専用デフオイルは75W-90と75W-140を日本に導入している。
さて、このトライボダインの各種オイルだが、パッケージが新しくなっている。また日本に導入されているオイルは、エンジンオイル、マニュアルトランスミッションおよびデフオイル、LSD装着車専用デフオイルと、大きく分類すると3種類となっており、AT車両と4WD車両以外は愛車に使用するオイル一式をトライボダインに変えることも可能である。
ATFについては多段化により種類が細分化されている関係上、各車両に最適なフルードを選択して対応しているとの事で、トライボダイン製品ではないがアメリカ製ATFを5種類も常時在庫している。
というか、こういったきめ細やかな対応こそがHPPならではであり(こうした対応が他の作業全体にも及んでいるから頼りになる)、「ATFなんてなんでも一緒だよ」なんてショップとはまるで異なることを知っておくべきである。
なお、このトライボダインの各種オイルであるが、HPPが日本における輸入の独占契約をメーカーと締結している。
ということで、トライボダインのオイルとその効果のほどについては今後も追っていきたい。
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