更新日:2018.04.10
文/椙内洋輔 写真/ゼネラルモーターズ
シボレーカマロの2019年モデルが発表された。随分前から噂されていたとはいえ、さらにマスタングのフェイスチェンジがあの程度、ということを鑑みれば、それほど気にする必要はないだろうと、勝手に思い込んでいた。
だが、遂にデビューした2019年モデルは、結構な衝撃だった。何と申し上げたらいいのだろう(笑)。一瞬チャージャーに見えてしまった方もいるのではないか。まあ、見方や思い入れによって、だいぶ異なる表現になるはずである。
まずは、ハイライト。ボディ全体、とくにフロントマスク形状が一新され、新たな雰囲気を醸し出している。このフロントマスク、一部では映画トランスフォーマーに登場していたバンブルビーのデザインとの類似性を指摘しているメディアもあるが、筆者的にもまったくその通りだと考えている。
一方、リアテールも全域で手が加わり変更されている。
また、メカニズム的な進化でいえば、V8エンジン搭載のSSには10速ATが搭載され、さらに4気筒エンジン搭載モデルに1LEが設定される。これにてV6 1LE、V8SS 1LE、ZL1 1LEにプラスされ、カマロの1LEのラインナップが一新&充実されたことになる。
4気筒モデルはターボエンジンにて275hp、最大トルク295 lb-ftを発生させ、車両重量バランスが50:50ということで、6速MTを駆使したサーキット走行にも適したエントリーモデルとして最高の一台になる可能性が秘められているのである。
個人的には、新型にはまだすぐには馴染めないらか、アグレッシブスタイルの2018年までを入手するのがまずはいいと思うが、2019年モデルの実物を見ればまた気持ちが変わるかもしれないのだが。
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