更新日:2018.07.02
文/吉田昌宏 写真/FCA
いわゆる兄弟車、という認識があるためか、2019年型チャレンジャーのモデルラインナップを見ていると、チャレンジャーとチャージャーはどんどん別モデルとしての差が明確になってきていることが分かる。
たとえばヘルキャット。2018年までは同じく707hpのV8エンジンを搭載していたが、2019年からはチャージャーは707hpのままで、チャレンジャーが717hpへと進化している。
チャージャーは、基本ベースが変わらずに、新たな装備とデザイン上の変更、主にダブルエアダクトを設けたフロントグリルの変更と各部の熟成がポイントであるようだ。インテリアではトリムの仕様変更がもたらされている。
新たな装備とは、発進補助機能やラインロック、さらにはブラスモンキーの20インチホイール、ブラックフードのオプションといったところ。
それでもエクステリアの雰囲気は変化し、より一段と硬派なマシンへと印象を高めている。世界中を探しても700hpオーバーのセダンはそうはない。この状態でも世界最速セダンの称号は保持しているのである。
とはいえ、まったくの未知数だし、話があるわけではないのだが、この先、797hpのチャージャー レッドアイが登場してもおかしくはないとも言えるだけに、ついつい期待してしまうのである。
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