昨年米国で開催されたロサンゼルスモーターショー11で披露された2013年型マスタング。実はすでに生産が始まっており、本国では3月くらいからデリバリーが開始されるという。
2013年型での大きな変化は、エクステリアではHIDとLEDを使用したヘッドライト周りの変更に始まり、フロントマスクではグリルと大型スプリッターの追加、そしてフード上のエアスクープによる熱処理の向上などが上げられる。これら全体の雰囲気はあのシェルビーGT500。フォードのアナウンスによれば、「GT500」などという言葉はまったく出てこないのだが、写真を見る限り、限りなくGT500ルックである。
またリアはLEDを組み込んだテールランプやハイグロスブラック仕上げのガーニッシュなどが変更点。
搭載されるエンジンは、5リッターV8と3.7リッターV6の2機種。5リッターV8は若干のパワーアップを果たし、420psを発生させる。コレに伴って、MTには6速が変わらずに設定され、ATには6速ATトランスミッションが搭載される。これは通常のオートマチック操作とマニュアルコントロールを使い分けることができる優れもの。またホイールのセレクトなどに(V6は17インチ、V8は18インチが標準)バリエーションが増えているという。
2013年型ではヒルスタートアシストが装備されされ、これは坂道発進時などにブレーキペダルから足を離しても最大2秒間車体を静止状態に保ち、坂道発進を容易にするアシスト機能である。
さらに2013年モデルでは、オプションで「GTトラックパッケージ」を設定。これはサーキット走行に向けた、専用ギアレシオのマニュアルトランスミッション(ファイナル3.73)、エンジンクーラー、強化ラジエーター、高性能ブレーキパッド、トルセンLSDなどがセットされる。これにはブレンボブレーキパッケージ(14インチディスク)、19インチタイヤなども含まれるという。
まだ2012年なのに2013年モデルのリリース。通常、9月くらいには翌年モデルのリリースが開始されることが多いので、感覚的には半年くらい早いリリースか? そして結構なリニューアル内容。本国モデルを積極的に取り扱うASDNでもすでに予約を受け付けるというから、興味ある方は連絡してみることをお勧めします。
2014年はマスタング生誕50周年ということで、次期新型の登場が噂されている。2013年型はその直前のモデルということで、最終の熟成モデルとなるはず。手に入れてもきっと後悔はしないはずだ。
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