更新日:2023.08.17
文/田中享 写真/フォードモーター
ダッジチャレンジャーやシボレーカマロが生産終了となるなか、7代目となる2024年型マスタングの現地での発売が開始された。
これまで同様、パワーユニットは内燃機関であり、5リッターV8と2.3リッター直4エコブーストの二本立て。
ボディは、6代目までの丸みを帯びたスタイルを一新。時代と逆行するエッジを効かせたデザインに進化し、最新のデジタルコックピットを備えるなど、新時代のマスタングを表現している。
ボディは旧型同様、クーペとコンバーチブルが用意され、11色のボディカラーがセレクト可能という。
一方インテリアにも大きな変化が見られる。戦闘機からインスピレーションを得た大型デジタルコックピットが採用されており、12.3インチのメーターパネル、13.2インチのセンターコンソールに備わるタッチパネルが目新しい。インフォメントシステムには最新のSYNC4を使用し、ソフトウエアはネットワーク上がアップデート可能である。
ということで、上記は既報であり、5リッターV8は450hp、2.3リッター直4エコブーストターボは315hpと大きな変化はない。
が、新型モデルには「ダークホース」と呼ばれる上級モデルが存在し、そちらは500hpを発生させるV8エンジンが搭載されるというが、基本はGTベースのV8エンジンをベースにしたハイチューン版であり、旧時代のシェルビーのような専用設計ではない。
ということで、何が言いたいかといえば、新型モデルで一番重要なことは、クーペ&コンバーチブル、そしてボディカラーを含めたカラーコンビネーションだということ。
ようは旧時代モデルに対するエンジンパワー性能の大幅な変化はないから、ボディカラー、インテリアカラー等を充実させることでファッショナブルなマスタングを楽しむことが可能ということである。
個人的には、白いボディの5リッターV8GTの10速ATモデルに赤、もしくは茶系のインテリアの組み合わせで、リアスポイラーなしのスタイルで上品に乗ってみたい。
12,810円
PERFORMANCE
6DEGREES
17,298円
PERFORMANCE
6DEGREES
18,420円
PERFORMANCE
6DEGREES
2,090円
MAINTENANCE
6DEGREES