TEST RIDE

[試乗記]

正規ディーラー車から並行輸入車まで

北関東地区を守るBUBU宇都宮の整備工場

車種、メーカー問わずのアットホームな雰囲気

北関東地区全域から車両がやってくるBUBU宇都宮の整備工場を取材した。

更新日:2024.05.27

文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力/BUBU / ミツオカ TEL 0120-17-2290 [ホームページ] [詳細情報]
     BUBU宇都宮ショールーム TEL 028-632-6699 [ホームページ] [詳細情報]

北関東地区全域から依頼が続く理由とは

 工場内には三列のスペースがあり、向かって左からトヨタシエナ、中マスタングV8、右C8コルベット。このコルベットの後ろに作業を待つダッジチャージャーSRT392が控えている。

 BUBU宇都宮の工場には次から次へと整備依頼のアメ車が入庫する。

 それはGM正規サービスディーラーであるとともにBUBU BCD車両を扱う認証工場であるから。だから車種問わず、メーカー問わず、そして正規&並行車両問わず依頼がやってくる。

 そしてきっちり成果を出すからこそ、自社販売車両以外の整備依頼が増え、今は常に盛況が続いている。で、その依頼範囲は北関東全域に及んでいるという。

 「様々な車両に対応することで整備技術も年々磨かれていきます」と主任メカニックの道地さんは言う。

▲GM正規ディーラー車からBUBU BCDの自社輸入車両まで、幅広いラインナップに対応する整備工場が備わっている。

▲工場の道地さんは元はフォードディーラー出身のメカニックだけに、正規ディーラー車情報と並行輸入車ならではの知見を活かした整備が可能になる。

 道地さんは元はフォードディーラーでメカニックを務めていた。だからフォードマスタングやエクスプローラーを中心とした現代のフォード車にはめっぽう強い。ディーラー的知見と自社輸入した並行車両への対応によって得たノウハウを生かした整備対応が可能だからである。

 「マスタングやエクスプローラーはもう何十台も診て来ましたから。ですが、ブロンコレベルになるとまだまだですね(笑)」

 そんな道地さんにマスタングV8の整備点検についてお話を聞き、同時に点検作業にも同席させていただいた。

 点検作業を行うのは、出井さんである。彼は某外車メーカーに勤めていた一級整備士である。そしてサポートしているのが大谷さん。今年4月に入社した新人スタッフである。

 で、点検時に行うのは、まずは車検対応車両か否か(ヘッドライトやサイドウインカー等)、カスタマイズされているか否か、カスタマイズされている場合どこがどう変わっているか等(マフラー、車高、タイヤ&ホイール等)を一通りチェックし、油脂類の確認が行われる。

▲マスタングGTの点検作業を行ってくれた出井氏と新人スタッフの大谷氏。

▲油脂類のチェックは欠かせない。

▲使用される油脂類は粘度指数に対応した純正品をベースにしている。

 点検が行われていたマスタングGTは2018年型。走行距離9873キロの中古車である。

 一万キロにも満たない走行距離であるため大きな瑕疵が疑われる箇所は非常に少ない。

 だが、年式が2018年ということで6年落ち。万が一にもその間にオイル交換がなされていない可能性もあるので要チェック。

 また、マスタングは4〜5万キロの走行距離を走るとデフから異音が鳴る場合があるという。よって、その程度の距離になるとデフオイルの交換を勧めているという←こういう部分がフォード車を知るノウハウの一部である。

 デフオイルは比較的見逃されがちだが、マスタングの場合、デフオイルの劣化がかなり進むらしいので注意した方がいいだろう。ちなみに使用されるオイルは粘度指数を遵守した純正品である。

 さらにバッテリーテスターにて電圧をチェックし、水漏れやベルト類の確認を行い、そのままリフトを上げ車体下回りのチェックを行う。

▲点検車両は2018年型マスタングGT。走行1万キロにも満たない良質車だが、6年前の車両ということでチェックを行った。

▲油脂類の次はバッテリーのチェック。電圧測定機を使用し確認する。

 下回りチェックでは、まずは各部からの漏れのチェック。水漏れ、オイル漏れ、そして排気漏れ。また下回りを打った形跡の有無。で、印象的なのが、エンジンオイルのドレンの位置とミッションオイルのドレンの位置。

 エンジンオイルのドレンは誰もが一目でわかるほど明確。黄色いカラーもわかりやすい。一方で、ミッションオイルのドレンはリフトアップしていてもわかりにくい。裏を返せば「触りにくいようにしている」とも言えるだろう。

 ちなみに、BUBU宇都宮では5万キロ〜7万キロ程度でのミッションオイルの交換を推奨している。マスタングの場合、ミッションのジャダーが出るというような事例はかなり少ないということだが、「オイルは必ず劣化する」という判断のもと推奨している。

▲リフトアップし下回りを確認。水漏れ、オイル漏れ、排気漏れ、そして破損等の確認。

▲エンジンオイルのドレン。非常にわかりやすい位置にある。

▲デフのドレン。マスタングはデフオイルの消耗が結構激しいから4〜5万キロでの交換を推奨している。

 vol.2へ続く。

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