1953年の誕生以来、アメリカンスポーツのプライドとして約70年にわたり頑なに守り続けられてきた伝統のパッケージ・ロングノーズショートデッキのFR。その偉大な歴史の最終章にして、究極の到達点となったC7コルベットZ06。
C8からミッドシップへと構造を大転換した今、C7は「最後のFRコルベット」として世界中でその歴史的価値が再評価され、神格化されつつある。
なかでも頂点に君臨する「Z06」に課せられた使命は明確だった。それは、ポルシェやフェラーリといった欧州の名門が放つ純レーシングモデルを、世界のサーキットで圧倒すること。よって、その開発は、レーシングカー「C7.R」と完全同時進行で行われ、市販車の枠を超えたモータースポーツ直系のテクノロジーが惜しみなく注ぎ込まれている。

▲2015年型Z06。走行約3.2万キロのディーラー車。内外装の状態が驚くほど良い。

▲常にアンテナを張り巡らせているBUBU横浜店だからこそ仕入れられた極上個体。
C6時代のZ06が、7.0リッターの大排気量NAエンジンとマニュアルトランスミッションのみで構成されたアナログでスパルタンな仕様だったのに対し、C7Z06への移行は完全なる別物と言える大変化となった。
新たに搭載されたパワートレインは、6.2リッターV8にスーパーチャージャーを組み合わせたLT4エンジン。最高出力650馬力、最大トルク650lb-ftという、C6Z06を139馬力も上回る怒涛のパワーを入手。
さらに、強靭なアルミフレームの進化により、C6では不可能だった脱着可能なカーボンタルガルーフと8速AT(パドルシフト付)の採用を実現。誰もがその超一級のパフォーマンスを安全に引き出せる、現代的なハイテクモンスターへと劇的な進化を遂げたのである。
その佇まいは、ノーマルクーペより大幅に拡幅された全長4515ミリ×全幅1960ミリ×全高1235ミリという、地を這うような超ワイド&ロースタイル。カーボン製のフロントスプリッターやサイドステップ、そして巨大なリアウイングが、ただ者ではない圧倒的な威圧感を放つ。

▲搭載されるエンジンは6,2リッターV8スーパーチャージャー。650hp、最大トルク650lb-ftを発生させる。

▲まるでレーシングカーと言えそうなほどタイトなコックピット。雰囲気満点。

▲組み合わされる8速ATは秀逸のミッション。
そしてメーカー公式発表値は、0-60マイル(約96km/h)加速を2.95秒、0-100マイル(約160km/h)加速は約6.8秒、1/4マイル(ゼロヨン)を10.95秒(到達時速204km/h)で駆け抜け、最高速度は322km/hに達するという、世界のハイパーカーに匹敵する強烈な加速性能を誇る。
さらに自動車開発の聖地であるドイツニュルブルクリンクでの公式ラップタイムは「7分10秒」という驚異的な記録。当時のフェラーリ488GTBやポルシェのスポーツモデルをサーキットで打倒するという公約を、まさに有言実行した歴史的モデルであった。
今現在、日本国内の中古車市場におけるC7コルベットの流通量は、全グレードを合わせて30台前後。Z06に関しては5台もない(9月28日現在 編集部調べ)。で、その大半が多めの走行距離を示すなか、取材したBUBU横浜の個体は奇跡的とも言える走行約3.2万キロかつ正規ディーラー車。

▲アルカンターラのステアリングが雰囲気を高める。

▲パドル操作にて650hpを操れる。

▲中央に配置されたタコメーターに360km/hまで刻まれたスピードメーター。
驚くべきは、この個体の内外装の状態の良さ。Z06だけにハード走行を繰り返し、その痕跡がボディ各部に残ることが多いなか、この個体にはそういった瑕疵が全く見当たらない。ちょっとびっくりするような状態の維持。これだけでも十分に購入の動機になる、と思えるほどの個体である。
くわえて、この個体を販売しているBUBU横浜はGMサービスセンターでもあるから、熟練のメカニックを有する最高のバックアップ体制が備わっており、650馬力という強大なパワーを発揮させるスーパーチャージャーエンジン等を長きに渡って維持するには最高の環境と言える。
「こちらのZ06はディーラー車ベースの中古車で、内外装共に非常に状態が良い個体です。Z06ですから荒々しく乗られた個体も多いですが、この個体はそういう部分が全くありません。是非とも最後のFRコルベットを最高の状態で味わってほしいと思います」とスタッフ。

▲650hp、最大トルク650lb-ftを示すプレートが室内に貼られている。

▲ブラックホイールにイエローのキャリパーが組み合わされる。

▲最高峰レベルのシートが標準装備されている。
日常の街乗りではマグネティックライドサスペンションによる洗練された快適性を見せつつ、ひとたびアクセルを踏み込めば、フロントに収まる大排気量V8の咆哮とともに異次元の加速Gが襲うFRコルベットのモンスター。
今後、二度と作られることのないFR最後の怪物マシンを、上々のコンディションで手中に収めることができる、極めて希少なチャンスと言えるだろう。
22,000円
EXTERIOR
ウエストクラブインターナショナル
115,000円
ELECTLICAL
ガレージダイバン
115,000円
EXTERIOR
ガレージダイバン
115,000円
EXTERIOR
ガレージダイバン