更新日:2021.10.29
文/田中享(Tanaka Susumu) 写真/ステランティス
まずはHEMIオレンジパッケージだが、2022年型ダッジチャレンジャー及びチャージャーのGT(RWD)、スキャットパックワイドボディをベースにしたパッケージオプション。
外装部分のストライプやバッジ、ブレーキキャリパーにオレンジカラーを使用し、カーボンブラック、またはミディアムグロスブラックホイールでカスタマイズされる。
スキャットパックワイドボディには、オレンジ色のブレンボ製6ピストンキャリパーとカーボンブラックのワープスピード20インチホイールが。GT RWDには、ミディアムグロスブラックの20インチホイールとブレンボ製4ピストンキャリパーが装備される。
インテリアは、ブラックアウトされたインテリアのシート、ステアリングホイール、ドアなどにオレンジ色のステッチが施されている。
このオレンジパッケージに使用されるオレンジカラーだが、ダッジブランドを支えてきた旧HEMIエンジンの初期に塗られていたオレンジ色というのがポイント。
余談だが、このパッケージ、V6エンジン搭載GTの後輪駆動モデルにもチョイス可能であるのだが、V6エンジンはHEMIではないから一瞬躊躇うが…、ご愛嬌ということで(笑)
一方SRTブラックパッケージは、チャレンジャーとチャージャーのヘルキャットとヘルキャットレッドアイをベースにしたブラックカスタマイズ。
その名の通りブラックに塗られたバッジ類とアクセントのオプションが装備可能。ブラックのエキゾーストチップが特徴的であり、このパッケージはデュランゴSRT392にも装備可能という。
ここ数年、毎年のように出るパッケージモデルだが、あと何年続くのだろう。2015年に大きなマイナーチェンジを実施して、毎年のようにバリエーションモデルを輩出して、そしてここ数年はパッケージモデルの登場。
ベースモデルで言えば、2008年登場から14年目突入であるから、そろそろ何かあって欲しいと思わずにはいられない。
で、そんなモデルチェンジのキーポイントとなるのが、2024年登場予定のEVマッスルカー。なので、2024年までのフルモデルチェンジはない、というのが大方の現地予想であるが、果たしてどうだろう?
話が逸れたが、チャレンジャー&チャージャーの新しいパッケージオプション車は、HEMIオレンジとブラックにこだわったコーディネートがポイントである。
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