更新日:2022.01.31
文/田中享 写真/US トヨタ
旧モデル時代もそうだが、タンドラがまず動きセコイアが動く。だからこのフルモデルチェンジも想定の範囲内。だが、全車ハイブリッドエンジンのみというのは予想外だった。
というのもタンドラにはガソリンエンジンが用意されていたから。実際すでに船に乗り日本へ向けて出発している個体があり、2月末から3月上旬には新型タンドラの取材が可能だ。
だが、セコイアは現状直輸入不可能だから、EV同様、情報として知る以外得るものがない。
とはいえ、新型セコイアは想像以上にカッコイイ。特にタフな印象を与えるデザインは秀逸で、かつ洗練されたパワートレインやインテリアが最高だからハイブリッドのみという選択肢が不満で仕方ない。
まずセコイアにはSR5、リミテッド、プラチナム、TRDプロ、キャップストーンの5グレードが用意される。が、TRDプロのみ4WDだが、その他は2WDも設定されている。タンドラ同様キャップストーンが最上級グレードである。
搭載エンジンは、3.5リッターV6ツインターボ+モーターのハイブリッドで437hp、最大トルク583lb-ftを発生させ10速ATと組み合わされる。
ベースとなるのはタンドラであり、フロントサスペンションが独立懸架で新たにラックマウント式の電子制御パワーステアリングが採用されたことでハンドリングが向上。
一方リアサスペンションが最新のマルチリンク式になったことで、これまで以上の乗り味を実現する。
インテリアはタンドラと同様のデザイン&質感を備え、14インチのタッチスクリーン(SR5のみ8インチ)は、音声認識機能も備えておりオーディオやエアコンなどの操作が可能である。
14インチのタッチスクリーンやデジタルディスプレイバックミラーには、複数のカメラで撮影した画像が表示でき、車両を俯瞰で見られる「パノラミックビューモニター」も装備している。
また、スマートフォンによるワイヤレス通信にも対応、アップルカープレイやアンドロイドオートも利用可能である。
シートは3列で、2列目はSR5とリミテッドのみベンチシート。それ以外はキャプテンシートとなり、いずれもリクライニング可能である。
安全装備では、全グレードにトヨタセーフティセンス2.5をで標準装備し、前方車両だけでなく、夜間の歩行者、日中の自転車、対向車、交差点での曲がる際の歩行者を検知するなど、機能がアップした「歩行者検知機能付プリクラッシュシステム」を搭載し自動ブレーキを行ってくれる。
その他にもエマージェンシーステアリングアシスト、エマージェンシーステアリングアシスト、ステアリングアシスト付レーンディパーチャーアラート等を搭載する。
旧モデルが登場したのが2008年だから、14年ぶりのフルモデルチェンジだから14年分超の進化が一気に行なわれている。だからこそかなり良さそうなだけに直輸入できないのが残念で仕方がない。
19,404円
PERFORMANCE
6DEGREES
19,998円
PERFORMANCE
6DEGREES
3,480円
MAINTENANCE
GDファクトリー千葉店
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES