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2025年に登場の大物の一台(ガソリンエンジン車)

2025 マスタング ダークホース

7代目マスタング・トップモデルの本気度

デビュー前からレーシングカーが製作されレースに参戦しているダークホースは本物のパフォーマンスモデルである。

更新日:2024.12.02

文/田中 享(Tanaka Susumu) 写真/フォードモーター

レーシングカーのベース車両

 デビュー間近と言われていたマスタングダークホース。だが、なかなか出ない。当初は2024年と言われていたが、どうやら2025年モデルになった模様。

 昨今、EVシフト失敗的な報道をよく見るが、欧州フォードもその一部に飲まれた模様。よって経営的な危機とまでは言わずとも、それなりのダメージがあったのかもしれない=モデル開発に遅れが生じている?

 さて、ダークホースであるが、現行7代目マスタングのトップモデルであり、2001年に「ブリット」が投入されて以来の、新しいネーミングの導入と言われている。

 ダークホースは、マスタングに関わるエンジニア、デザイナー、専門家等の特別チームが編成され、3年以上の歳月を費やして製作され、ストリートにもサーキットにも対応するパフォーマンスを有するという。

 搭載されるGTの5リッターV8NAエンジンは500hpを発生させ、エアロ、タイヤ、サスペンションを含むハンドリングを改善し、ハイパフォーマンスモデルに相応しい性能とスタイリングを確立している。

▲2024年シーズンのNASCARカップ・シリーズ用に開発されたダークホース。

▲世界中のレースに参戦予定のマスタングGT3やマスタングGT4のベースにもなっている。

 500hpを発生させるV8エンジンは、シェルビーGT500で採用されたピストンコネクティングロッドとデュアルスロットルボディが使用されパワーアップを図っている。

 組み合わされるミッションには、6速MTと10速ATが用意、ハード走行用にミッションのオイルクーラーが装備される等、クーリング性能を高めることも忘れてはいない。

 加えてブレーキ冷却用のダクト、エンジンオイルクーラー、リアアクスルクーラー等ハード走行に対応した冷却対応が与えられている。

 サスペンションは、マグネライドサスの最新バージョンが装備され、19インチホイールと13.9インチローターを備えるブレンボ製6ピストンブレーキが組み合わされる。

 またオプションによってカーボンファイバーホイールもチョイス可能というから、中身だけを見れば「まるでシェルビーGT350ではないか」とも思えてしまうほど、充実した足回り内容である。

▲サーキット走行にも対応するエアロダイナミクスを実現しているだけに、リアの迫力も相当なもの。

▲19インチホイールにはカーボンホイールも用意される。

 一方、ハイパフォーマンスモデルらしいエクステリアデザインも採用されている。フロントの大型グリルはヘッドライト下部まで回りこみ、フロント専用バンパーとスプリッターによる視覚的効果はかなり大きい。

 実際、空力効果が最大限発揮されるよう風洞実験が繰り返し行われていた。

 サイドスカートも専用形状であり、リアウイングへとつながるトータルでのレーシーな雰囲気はハイパフォーマンスの名に恥じないものと言える。

▲エアロボディは最大限の空力特性を狙ったもの。風洞実験が繰り返し行われていた。

 さて、そんなダークホースであるが、まだ発売前にもかかわらず複数台のレーシングカーが製作されレースに出場している。

 WEC(世界耐久選手権)、IMSAウェザーテックスポーツカー選手権等に出場するマスタングGT3やマスタングGT4のベースになっており、2024年シーズンのNASCARカップ・シリーズ用に開発されたレーシングカーのベースにもなっている。

 すなわち現在のレース活動におけるベース車両となるほどのパフォーマンスを持った存在=例えばかつてのスカイラインGT−RやホンダNSXのような存在であり、走りのレベルに関してはこれまでのマスタングから数段レベルアップした存在となっているに違いない。

 2025年1月からトランプ大統領が就任する。彼の選挙公約がそのまま実現されるとすればEVシフトは一旦停止するはず=ガソリンエンジン車の復活? もあり得るかも。

 そこまでは行かずとも、生産中止になりそうなガソリンエンジン車の延命は間違いないはず。

 そんな中でのマスタングダークホースは、2025年に新たに登場する大物の一台に違いない。

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