更新日:2024.09.27
文/田中 享(Tanaka Susumu) 写真/ステランティス
新型「アベンジャー」は、2022年発表の「ジープコマンダー」以来、約2年ぶりとなる、新たにブランドのラインナップに加わるモデル。ジープブランドだけにオフロード走行を可能にしたモデルである。
アベンジャーは、FFベースのフルEVであり、パワートレーンは54kWhのバッテリーを搭載し、航続距離(WLTCモード)は486km。
普通充電および急速充電に対応し、車両下部に設置されたバッテリーは約200万km以上にわたってテストされ、オフロード走行時は下からの衝撃をアンダーボディのスキッドプレートによって保護する。
ボディは、7スロットグリルがヘッドランプよりも前面に配置され、サイドの盛り上がったフェンダー部分は、力強い印象を与え、オンロードでもオフロードでも堂々とした存在感を示す。
一方リアには、ジェリー缶のデザインからインスパイアされた「X」のシグネチャーライトを装備。この「X」をカモフラージュデザインに仕立てた「X-camo」は、「Avenger」のモチーフとして様々な部位で用いられている。
ボディカラーは、ジープブランド新色の「サン」および人気の「グラナイト」「ボルケーノ」「スノー」の4色を設定。
インテリアは、機能性を考慮したデザインを意識し、多くの収納スペースを備えている。ダッシュボード下部、大型センターコンソールおよびドアポケットなど、計約26Lのスペースがあり、大型センターコンソール内の仕切りは取り外すことができ、ラゲッジルームは、355Lの容量で十分な収納が可能。
またセンターコンソールに配置された10.25インチ オーディオナビゲーションシステムは、Apple CarPlayおよびAndroid Autoに対応。
「ジープ・モバイル・アプリ」を使用し、車の位置を特定、リモートでドアのロックやアンロック、バッテリー残量の確認などが可能となる。
運転支援機能は、アダプティブクルーズコントロール (STOP&GO機能付き)、レーンポジショニングアシスト、レーンキーピングアシスト、トラフィックサインレコグニション、衝突被害軽減ブレーキ、ドライバーアテンションアラート、ブラインドスポットモニター、ハンズフリーパワーリフトゲートを装備する。
アベンジャーには、通常ベースモデルのほか、「アベンジャーLaunch Edition」が限定150台で存在し、ベースモデルにパワーサンルーフ、18インチアルミホイール、ブラックペイントルーフおよびイエローダッシュボードの特別装備4点に加え、本物を忠実に再現した1/43サイズのダイキャストが付属した、総額約33万円相当の装備を付けた限定モデル。
アベンジャー成約者には、全国の充電スポットで使える「Jeep Charging カード」を先着500名にプレゼントするという。
またカード発行料手数料に加え、普通・急速充電が使える月額会員料金および月180分相当の充電料金を6か月間無償で提供してくれる。
なお、新型「Avenger」の「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」は65万円となる。
ジープアベンジャーの価格は580万円。限定150台となる「アベンジャーLaunch Edition」は595万円となる。
12,810円
PERFORMANCE
6DEGREES
17,298円
PERFORMANCE
6DEGREES
18,420円
PERFORMANCE
6DEGREES
2,090円
MAINTENANCE
6DEGREES