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60台超のカーコンテスト・エントリーカー

2013 アメ車オーナーミーティング エントリーカー vol.4

この中から8台の受賞カーが誕生した!

アメ車オーナーミーティングで最も盛り上がったカーコンテストの受賞発表。ここでは、そのエントリーカーを複数に分けて紹介。受賞カーは最後にまとめて発表いたします。

更新日:2013.09.09

文/椙内洋輔 写真/兵藤冬樹

2004年式キャデラック・エスカレードEXT / 柴本将志さん

 エスカレードベースのピックアップトラック(当時はSUTなんて呼び名もありましたね)という、ちょっと珍しいクルマで参加してくれた柴本さん。ボンネットをはじめ、ボディの随所に施された赤いステッカーがじつにスタイリッシュだ。足元を飾るホイールはジオバンナの26インチ。フルサイズSUVならではの、ボリューム満点の黒いボディに負けない存在感を放っていた。

エスカレードは、旧モデルとなってもなお、キャデラックらしい威厳がありました。しかもカスタムベース車としてもいまだ魅力的な存在ですね。

2007年式ダッジ・マグナム / 兼子陽介さん

 欧州車も舌を巻く本格スポーツワゴンとして人気を博したダッジ・マグナム。こちらの1台は、ホワイトのボディにライムグリーンのホイールアクセント、車体を飾るシルバーのラインの組み合わせで、他のカスタムとは一味違うスタイリッシュさを演出していた。さらに良く見れば、ホイールのリムにはシルバーの淡いイラスト、黒いピラーにはグリーンのフレイムスと、驚くほど芸が細かい。

走り系の硬派なマグナムを見ることが多かったので、こういったスタイリッシュなマグナムを見ると、ついついみとれてしまうのは筆者だけだろうか? 非常に洗練されておりました。

2006年式クライスラー300C / 豊田晃生さん

 独特の存在感を放つシルバーとブラックのツートーンで決めた豊田さんの300C。グリルやホイールはもちろん、フロント&テールランプまで「黒」で徹底している。そのランプなのだが、スモークカラーのフロントに対し、リアはメッシュ仕上げで黒を演出しているのが面白い。またルーフは一面カーボン調とすることで、黒い部分が単調にならないようコーディネートをしている。

1959年式シボレー・エルカミーノ/ 加藤幸暢さん

 言葉は不要。旧車好きな人は見ただけで惚れ惚れしてしまうこと間違いなしのエルカミーノ。今回のイベントでは数少ないオールドアメリカンの1台だ。その状態は文句なしで、ボディカラーもグリルやバンパーのメッキも素晴らしいの一言。雨のなか来ていただいたことにホントに頭が下がる1台だった。クルマの雰囲気に見事にマッチしたホイールは、ビレットスペシャリティーズの一品。

見事なコンディションであったことは間違いないが、それ以外にも車高やホイールに手を加え、またそれが絶妙なさじ加減であったことが、多くの来場者の足を止めた勝因だった。

1997年式シボレー・アストロ / 粕谷和俊さん

 かつて一世を風靡し、今や名車の仲間入りを果たした感のあるシボレー・アストロ。粕谷さんの愛車は、まさに「アストロのカスタムって、こうだったよな!」という懐かしささえ感じさせる1台。スタークラフトなどのコンバージョンを思わせるエアロパーツに、5スポークのちょっとレトロなホイール、タイヤはドーナツのように厚みのあるホワイトレターのBFグッドリッチだ。

懐かしさを感じさせるアストロですが、まだまだ各所で賑わっているそうです。随所に感じされる手作り感みたいなものが、アストロにはよく似合っているし、アストロの醍醐味でもあるのでしょう。

1995年式シボレー・アストロ / 鶴子屋敦さん

 鶴子屋さんの愛車は、こちらも「アストロはこうでなくっちゃ」と唸りたくなる1台。淡いブルーのボディにGMCサファリ顔のグリル、そしてドラッグレーサー風の「ケツ上げ」スタイルなど、見どころは満点だ。ボディサイドを走るピンストライプはもちろんステッカーでなくペイント。トルクトラストの深リムホイールに2本出しのサイドマフラーが独特のワイルド感を演出している。

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